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2024年運勢展望〜春分図・日食図を読む〜

割引あり

みなさまこんにちは。長南です。2023年もはやいもので師走12月に突入しました。まだ「暮れ」というのにはタイミング的に早いような気がしますが、来年2024年の運勢展望をお届けしたいと思います。

2023年運勢展望のおさらい

毎年恒例のこのコンテンツですが、毎回1年前に書いたことがどのくらい当てはまったのかを振り返ることをやっています。前回の記事はこちらです。

占い師って「その場その場で適当なこと言うだけで当たるかどうか検証しないよね」とよく言われますが、noteは過去の記事を簡単に参照することができるので、その時その時で振り返ることができるというのと、私が「英国占星術協会」の会員で一応雑誌連載も経験したことがあるプロということで、良くも悪くも実力を示したいということがあって書いています。記事自体は有料に設定させていただいているのですが、去年はざっくりこのようなことを書きました。

・ 目に見えるもの、見えないものを両方よく考察して自分のしっかりとした意見を持ち、行動に移すこと。くれぐれも陰謀論その他に流されないこと
・ コロナはまだ終息していない。中国での感染状況が世界全体の状況に反映される可能性がある。基本的な対策を堅持した上でしっかり動向を追うこと
・ 金銭的な面だけではなく、真の意味での「上層階級」を目指すこと。そのために知性を磨くことを心がけること
・ 世相を作り出す人とそうではない人の間の格差が固定化されそう。この時代を生き、そして次の世代につながる理想を求めること
・ただし新しい時代を作るためなら何をやっても良いというわけではない。ルールを規律を守ることが新しさにつながるという意識をもつこと

2023年運勢展望〜春分図・日食図を読む〜
https://note.com/chonan/n/n7633d877f959

「目に見えるもの」と「見えないもの」と書いたのは春分図上12ハウス(秘密・障害・病気)と1ハウス(目に見える形・性質)に多く惑星が配置され、秘密と事実の関係が重要になってくるということを書きました。世間を騒がせたニュースで印象深いものを拾ってみても、「N党騒動(ガーシー逮捕含む)」「Colabo問題」「ビックモーター不正問題」「LGBT政策の混乱」「ジャニーズ性加害問題」「大学運動部大麻乱用問題」と、これまで秘密あるいは暗黙の秘密として握りつぶされてきたものが大きな問題として表面化した出来事が多かったように思います。

コロナについては行動制限が大きく緩和され、社会的には収束したような雰囲気がありますが、9月にコロナワクチンの秋接種が開始されている点、依然としてワクチンがらみの陰謀論が出回っている点、因果関係はこの記事執筆時で不明ながら中国で肺炎のような症状が多く出ている点、インフルエンザが流行している点と、引き続き感染症に対する対策を行っていかないといけない状況にあると思います。

「金銭的な面ではなく、真の意味での『上流階級』を目指す」というのは、ホストの掛売り問題が反面教師として現れているように思います。金額の大きいお金というのはうまく使うことで人生を豊かにしてくれますが、それが「ホストへの貢ぎ」の先払いで、穴埋めをすべく風俗やパパ活、売春、海外売春出稼ぎを行う女性が多く認知されました。もちろんこういった人たちがそれ相応の「知性」を持っていればホスト通いをすることや風俗やパパ活、売春、海外売春出稼ぎに手を出すことが不毛だということに気がつくはずなのですが、そこが欠落している様子が明らかになりました。

ましてや売春どころか「頂き女子」として詐欺という形で規律を破り逮捕される例や、Youtubeの再生回数のために私人逮捕や迷惑行為を繰り返し行い、これまた逮捕される例も見受けられました。

一方で「新しい世相をつくる人」が出てくるというのはまだ形になってきてないような気がします。すくなくともマスコミの権威はどんどん低下し、SNSやYouTubeで良質のコンテンツを送り出している人が出はじめてはいるのですが、どちらかというとevel(邪悪)な人が悪目立ちをし、そして叩かれる状況に終始していたように思います。

この記事を読んでいるあなたは、そんな2023年を生き残ることができたでしょうか? また、格差社会の下層に転落していたりしないでしょうか? 私の感覚からすると去年の状況から現状維持できれば「もうけもの」状態で優秀だったように思います。

次の1年を西洋占星術で観る

私は占いの館やイベントでの鑑定はほとんど行っておらず、またご依頼を頂いてもほぼお断りさせていただいています。また、プライベートでごく親しい方に鑑定するときもタロットを使うことが多く、よっぽどのことが無い限り西洋占星術を使うことはありません( というか使わなくても事足りている)。その一方、世界や国レベルでの流れを観るのに毎回「マンディーン」という手法を使っています。

マンディーンというのは「国」や「組織」、特定の年(来年であれば2024年)のもつ「特徴的な瞬間」をテーマにホロスコープを読み、その国やその年の傾向をつかもうとする手法です。

年ごとの運勢で重視するのは太陽が春分点を通過する「春分図」、そして日食が起きる瞬間の「日食図」を重要視しています。2024年の運勢を観るわけですから当然2024年の春分図、そして私は日本に住んでいますから日本の運勢ということで首都である東京での春分図を見ていきたいと思います。また場所の違いはアセンダント(東の地平線)とハウス分割に影響を及ぼすので、それを配したところは世界的な傾向として読み解いていきたいと思います。

なお作図にはAstrologを使用しています。例年と同じく次の章から有料設定をさせていただきますが、今回からはお値段を300円に設定させていただきます。RPで宣伝をされた方には、これまでの100円にディスカウントする機能を適用いたします。

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