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VANVAN200にハザード機構を追加する

久々の投稿になってしまったが、色々とバイクを乗り換えて約半年。
Dトラッカーはドナドナされ、新オーナーの元へ渡っていった。
今は酔っ払った勢いで購入した7万km走行のVANVAN(バンバン)200をちょこちょこ改造して乗っている。
仕事として都内をバイクで移動することも多いのだが、燃費やサイズ感、はたまた高速道路移動などを考えると到底買うべき車輌じゃなかったと断言しておこう。
まさに「ファンバイク」なのだ。
極太のタイヤはこのご時世に種類もほとんど選べない。
ガソリンタンク容量も全容量で7Lくらいとツーリングにも不向き。
追い打ちをかけるように、エンジンはジュベル200ベースと言いながら、125のボアアップにカムを少しだけ低回転寄りに振った感じで、巡航速度は60km/h以上ですでに5速。エンジンは悲鳴を上げながら頭打ちになる。
47Tのスプロケとかほんと、なぜ?という感じだ。

今回はそんなスズキの考えた挑戦的車輌VANVAN200にハザードを装着してみる。WEBを見ると、色々工夫している2010年くらいの記事しかない。
なので、初期型の車輌の情報を元に今の仕様で考えてみた。
一番はスイッチBOXにハザードがついているものに変えること。色々スズキの車輌に乗る機会があったが、だいたいみんな形状は同じ、だったら形で選んでしまえばいい。
たまたまアップガレージライダースのジャンクコーナーにSV1000のスイッチBOXがあった。スロットル一体型だが問題なさそう。
比較した写真を撮影しようと思ったがあきらめた。

スズキはハーネス色統一しているからラクだ!

ハーネス周り

スイッチBOXのケーブルはほぼ流用可能だが、不使用のものや、ケーブル長さは合わないので、ハンダですべて付け替えた。地味に面倒だが、ツギハギのケーブルは正直ダサいのでこの方法にしている。
ちなみに、VANVAN200の純正BOXでもハザード部分を流用できるかもしれないが、固定用のネジ部が無かったりするので、ハードに使うならやめたほうがいいだろう。

ハザード用に別系統で残しているのは写真の3本。
薄緑色:基本は右側のウインカーに対応している配線(のはず!)
黒色:基本は左側のウインカーに対応している配線(のはず!)
空色:これがリレー側につながっている配線

メインハーネスのカプラーを外します

このメインハーネス側を加工!

メインハーネス側のオスのカプラー側を加工する。ここで確認しておきたいのが、同色の配線があるかどうかをしっかり把握しておくこと。
できればケーブル色は合わせたほうがいいと言われるのは、ホントそうだなと思った。

外すとこんな感じ。(ソケットに何が装着されるのかはチェックしたほうがいい
この3本に追加にケーブルを取り付ける
エーモンのシンプルな増設コネクタを使ってみた

VANVAN200はスカスカな感じが好きなので、ゴテゴテした感じにしたくない。ケーブル周りは目立つの極力収めるような工夫が大切だ。
増設したケーブルも長さをしっかり合わせておく。
残念ながら、空色のケーブルが無かったので、あえてスズキのハーネスではアース色の黒白ケーブルをつかった。

これで完成!

VANVAN200で同じ加工をされているオーナーの中には、インジケーターランプ側が点灯しない人もいるようですが、この車輌ではリンクしてしっかり点灯している。
もしかしたら年式でキャブレーター仕様とFI仕様で、ハーネスやリレーの仕様が異なっている可能性もある。ちゃんとメインハーネスの経路を辿る必要があると思った。
もしくは、ハザードスイッチのケーブルの抵抗値が違う可能性もあり、これは左スイッチBOXとメーター側のケーブルが分岐しているので取り込む位置の問題かもしれません。
ちなみにサービスマニュアルなんて持っていないですけどね!

VANVAN200のスペック

2002年に発売された、当時の価格は32万9000円(税抜)

SPEC
全長×全幅×全高:2100×855×1120(mm)
軸距:1375(mm)
重量:118kg(乾燥)
エンジン:空冷4st単気筒SOHC2バルブ 199cc
最大出力:16ps/8000rpm
最大トルク:1.5kgm/7000rpm
変速機:5段リターン
タイヤ:F130/80-18 R180/80-14

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