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盛り

何気なく見てたら僕の話出てきて笑っちゃった。

自分の悪癖の一つに、「話の正確性を担保できないと話さない選択をとりがち」というのがある。何かって言えば上の動画で出てくるサンドイッチの話は時系列がおかしい気がするし、おにぎりの具も鮭じゃなくて昆布……だった気がする。ただそんな真実はまったくどうでもよくて、その時面白い話をするためなら細かな部分よりも話としてのまとまりを重視するべき、ということなんだけれど、これが結構苦手だ。

文字で書く分には正確性を重視した冗長さと、読みやすさを重視した演出のバランスを取るために何度も推敲できるので、納得のいくバランスで出力できる。けれど、その場で話そうとするとどうしても演出過多になってしまう。過度に盛ってしまいがち。過度に盛っては反省して、反省しすぎて何もしゃべらなくなり……

書いてて思ったけど、書くことでなまじバランスが取れてしまうから、バランスの取れない発話に抵抗感があるのかもなあ。


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