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【Day-7】-wonderful day!-

8/26

24時間でこんなにも壮大なドラマができるとは。

🌺【Day-7】🌺

目覚ましで起きるようなところではない。虫の羽音、痒さで目を覚ます。

「どうやって野宿をするの?」と。よく聞かれる。
レジャーシートを敷いて、長袖・長ズボンで寝るだけだ。
テントなどは使っていない。
ハブが来たら一撃だ。👼

今日の宿は、昨日予約してあり場所は今帰仁村にある有名ゲストハウスだ。
距離は約80キロ。あらゆる手段を屈して目的地に向かう。
さぁ、行こう。

現在地と今日の宿までの距離
野宿


🏀逞しき琉球男児🏀

毎度の如く、朝飯は即席ラーメン。
この日はしょうゆ味だっけな。あれ、みそ味だっけな。
忘れてしまったが何食連続だろうか。

そうそう、実は作る前容器を使い回しにしてるので容器に虫が沸いてしまった。
俺達は頭がおかしくなっている。
閲覧注意レベルで虫が沸いた容器を
「洗えばいいっしょ」となにも躊躇うことなく使ってしまった。今じゃ考えられない、恐ろしい。

禁句「飽きた」

近くのコンビニでお湯をもらい、"調理"をし頬張る。
あと1週間この生活が続くのか。

近くから少年たちの声が聞こえる。どうやらバスケをやっているようだ。
翔ちゃんが様子を見に少年達の元へ行き一緒にバスケを混ぜてもらった。

🏀
good morning.


彼らもこの公園で野宿をし一夜を明かした。俺達も彼らの決定的な違いはテントがあるかないか。
彼らには素晴らしい立派なテントがある。高校生ながら仲間同士、金を出し合って買ったそうだ。

鳥を追いかける翔ちゃん

彼らといろんな話をすると高校生とは思えないいろんな行動をしている。話をしていてとても楽しかった。

島人ぬ宝の歌詞にもある「教科書に書いてあることだけじゃわからない」その通りだった。
自然を味方につけた遊びに羨ましさとリスペクトの心が入り混じった。

彼らに俺達の今日の目的地である、今帰仁村までヒッチハイクで行くと告げると、ヒッチハイクをするところを見てみたいと言ってくれた。

最後にみんなで円陣を組み気合を入れた。

最高の仲間達



公園から車通りの多い58号線まで案内してもらい、少し離れたところでヒッチハイクをする姿を見届けてくれた。

また、彼らからプレゼントも頂いた。
自分達は新しいテントを買って、古いテントは使わないからと俺達のために持ってきてくれた。
まさかここまで気遣ってくれるとは。本当に嬉しかった。ありがとう。

もらったテント⛺️

🍦ヒッチハイク(6回目)🍦

おさらいしよう。今日のゴール地点は今帰仁村にあるゲストハウス。
現在地は那覇市。ここからゴール地点までは北へ80キロ。

変わらずヒッチハイク

灼熱の太陽の下ヒッチハイクをするがなかなか停まってくれない。その間も少年たちは待っててくれる。
早く良いところを見せなければと時間だけが過ぎていく。
途中休憩をしながら続けること50分。
やっと一台の軽自動車が停まってくれた!!

急いで荷物をまとめ、乗せてもらう。

同じ時間待ってくれた仲間

琉球男児の盛大なお見送りを受け次の駒へ進める。
ヨウ、シン、カズキ本当にありがとう!

乗せて頂いたのは、夫婦で経営者の方だ。
上から下までいろんな話をしてくれた。昔、ヒッチハイクをしていたこともあり停まってくれたそうだ。

途中、コンビニによるとコーラ、ポークおにぎり、からあげをご馳走になった。腹を空かせた状態でのご飯は「幸」以外での文字で表すことができない。
色々なお話をしてもらいながら、那覇から北谷のブルーシールまで送って頂いた。

すると、ブルーシールでアイスまでご馳走になった😭
「好きなの頼みな」「トリプルで」「ワッフルコーン」でとどんどんグレードを上げて頂いた。

🔵🟠

そして支払いをして頂きお礼を伝えた後、手を差し出すように促されるとお釣りを全額頂いた。
俺達は好きで5万円生活をしているので何度もお断りを続けてたが、「良いよ」と。
ありがたく頂きました。
マツザキと翔ちゃんはこのお金の使い道についてお話をしたが今回の沖縄では使わないことにした。

何か別の機会で有効に使わさせて頂きます。

感謝を伝えると2人は颯爽と車に乗り込み去って行った。

ヒッチハイクで50分粘った先にこの状況は予想もできなかった。5文字では感謝しきれない優しさに込み上げるものがあった。

👴ヒッチハイク(7回目)👴


アイスを食べ終わり、ゴール地点へと向かう。

現在地からゴールまでの道のり

現在地はブルーシール北谷店。ゴールまでは66キロ。

体力、心身共に蓄えられた俺達はノッていく。
ヒッチハイクを再開し、しばらくするとすぐに一台の車が停まってくれた。

このヒッチハイクが凄いんだ、、、。

🍃嵐を呼ぶヒガちゃん沖縄北部満喫ツアー🚘

「少しならいいよ」という条件の基、名護方面へ送って頂けることとなった。
お世辞でも綺麗とは言えない車内。
空き缶で足場を失っている。
いきなりカッターを取り出したりとビビってしまった。
年齢は70のおじいちゃん世代。
沖縄の方言が強く耳をよく澄ましながらお話をする。

沖縄の歴史や今後の沖縄について、ヒガちゃんの息子について等ここでは書くことができない内容だ(笑)
とても面白かった。
しかし欲を言えば字幕が欲しかった。

走っている途中、クーラーボックスから好きな飲み物取っていいよなどと気にかけて頂きとても優しい方だ。

(でもな翔ちゃん、確かに好きな飲み物取っていいよと言われたが「OS1」は絶対にヒガちゃんのだろ。)

ヒガちゃん「&/#__&/#◯×」
マツザキ「そーなんですか!笑」
ヒガちゃん「%°€¥2:○<」
マツザキ「それはそれは笑」

車内はこのような状態だった。
翔ちゃんは会話に一切参加することもなく、海をみて
「びゅーてぃーふぉー!」などと完全に自分の世界に入っていた。
ヒッチハイクって見知らぬ人の車に乗せてもらい、会話を楽しむのにこれはさすがに、、、。

1時間ほど経った時だろうかマツザキの耳も徐々に慣れてきて会話が少しずつできるようになってきた。
そして、ローソンに寄りヒガちゃんの最近のブームらしいぜんざいをご馳走して頂いた。

ご馳走様です!

車に戻り、北へと進む。シートベルトを外したり、ハザードを点けたまま走行したりとヒガちゃんのワイルドの運転が見事にぜんざいのかき氷とマッチし"冷え"が止まらなかった。

道中、瀬底島へ寄ってくれた。前回、シュノーケルを行った場所だ。
瀬戸大橋を軽自動車で颯爽と渡ると反対側にある海へ連れて行ってくれた。

瀬底島

雲があってもこの青さ。素晴らしい。

ヒガちゃんは止まらない。観光客、いや地元の人でも絶対に行かない、車がギリギリ通れるような道なき道をどんどん進んでいく。

Wild

脳内にインディジョーズのあのBGMが流れる。
また窓が少し空いてるため、車内に様々な来客が。

入ってきた蜘蛛

ガタガタ道を進むこと5分ほど。
車を停め降りろと。
ん?ここで置いていかれちゃうのかなと思ったら目の前には絶景が広がっていた。
絶対にガイドブックに書いていない場所だ。
70のヒガちゃんはサンダルにも関わらずどんどん先へ進んでいく。俺たちも後を追う。とても速い。

崖!

目の前には、一面の青だった。人は俺達しかいない。
この場所、殆どの人が知らないだろう。いや、行かないだろう。
戻る時、そこら辺に生えている草をヒガちゃんは食べていた。マネして食べると、、、うん。美味しくなかった。。。 
沖縄のツアーなど沢山あるがこんなにもワイルドなツアーはヒガちゃんしかできない。ありがたい。

帰り際、ヒガちゃんは知らない人の畑の前で車を停めて良いものがあると。
後に続くと草を掻き分け中へはいる。

奮闘するヒガちゃん

勝手に敷地に入り何かを取ってしまった(笑)
これ数万円の価値があるらしい。地元の人だからできるのであろう。良い子は真似しないように。

「少しならいいよ」のもと既に2時間くらいが経過した(笑)
次はどこへ連れて行ってくれるのだろうと期待してしまう自分達がいた。

次は、美ら海水族館を通り抜け備瀬のフクギ並木へ連れ行ってくれた。
近くに海があり再び車を停め潮風を浴びる。

っておい。こんな車の停め方、、、。

ヒガちゃんの駐車

"小さな枠組みに捉われない生き方を。"
そんなメッセージが隠されているのだろう。
素敵だ。

備瀬崎の海はとても綺麗だ。シュノーケルにベストだが潮の流れやウミヘビがよく出るので注意が必要だ。

最終的に、「今日の宿はどこなの?」と。
宿まで送っていただくことになった。
ヒガちゃんと出逢って3時間半。とても別れが辛かった。
別れ際の「ありがとうございました!」に全身全霊をかける。

思わぬ出会いに思わぬ場所を案内してくれたヒガちゃんには感謝しかない。元気でな。
シートベルトつけるんだよ。ハザード消すんだよ。
いつまでも右ウィンカー点けてたらだめだよ。
ずっと元気なヒガちゃんでいてください🥹

🤝🏽ゲストハウス「結家」🏡

宿に到着。本日の宿は、マツザキが以前にもお世話になった「結家」
この結家を翔ちゃんに味わって欲しかった。

此処はオーナー結ねぇをはじめ魅力的な人達が集まる宿だ。毎日20:00に宿泊者同士、ゆんたく(食事、雑談)をする。
↓詳しくはチェック↓

宿に着き自己紹介をし、直ぐに海へ向かう。
海まで徒歩30秒そして、ここに泊まる人しか入れないエリアだ。貸切だった!
海で汗を流し、シャワーで海水を流し、自慢の屋上へ行き夕日を眺める。

🌆

最高だ。

その後、夕食作りだが俺達は即席ラーメンの予定だったが余ってるパスタを頂き調理しみんなで夜ご飯を囲った。世界一周の話や海外旅行で起きた話など全部が刺激的な話でとても楽しい。
次はこうしてやろうああしてやろうとスイッチが入る。

夕食を終え、泡盛を頂きミサンガを作ることとなった。
お世話になった人にミサンガをあげたらいいんじゃない?との提案から始まった。
まずは自分達の間で作り合うことになった。

翔ちゃんからマツザキへ

マツザキの焼けた肌にオレンジがいいアクセントだ。

マツザキから翔ちゃんへ

翔ちゃんのすね毛だらけの足にミサンガを。
毛が絡み合いつけるのに苦戦だ。
すると、翔ちゃんは
「俺のイメージカラーは青だ」とか「センスがない」とか。グサグサ言う。酷いやつだ🤦🏽‍♂️

ミサンガ作り終え屋上にいく。
すると、満点の星だ。

肉眼で見てくれ。

屋上で仰向けになって、星を見て、流れ星を見て、みんなで語り合う最高の時間だ。

一応写真を載せたが、写真では全く伝わらないのが素晴らしく良い。見たい人はぜひ「結家」で。

[まとめ]
この日は、本当にいろんなことが起きた。
隅々まで思い出が溢れている。出会いと環境に感謝。

Don't forget playful.


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