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ちょの長い1日 【要領悪いアメリカ留学4】

こんにちは、開いてくださり、ありがとうございます。
性懲りもなく、書くだけで心配になるアメリカ留学記ですw
今回書く内容は8/19(金)の出来事ですが、書いているのは、その1ヶ月後。
だいぶ生活にも慣れてきたなぁと思いながら振り返ってます。
という訳でアメリカへ出国した僕のドタバタな8月19日という1日を、よかったらお楽しみください。

航空会社の皆様のおかげでした

8/19。
前日の自転車30km走行の影響もなく6:30に起床して、
めざましテレビ観ながら朝ご飯。
味噌汁、お米、もらった野沢菜、最高の朝ご飯。

これが密着番組なら、ルールの一つにして欲しい(笑)のですが、
どこに行くにしても、家の最寄駅をスタート地点にしたいというマイルールがあります。
特に深い意味はないので、撮れ高としてはイマイチです(この段落もイマイチです)。

出発2.5時間前、ちょうど受付が始まる頃に中部国際空港へ。
まだまだ国際線は閑散としているけど、僕の行き先に東南アジア系の人が並んでて、
早速なんかアウェイに。まだ日本、愛知県なのに。。

受付カウンターで早速事件が、、
受付の人「ワクチン接種証明書(英語版)持ってないんですか???」

うぉ!もう、ここで???

そう、マイナンバーカードを返納してしまい、出力できないのです。
持ってきた、ワクチン接種時に貰えるラベル+ワクチン接種証明書(日本語版)を見せて、対応して頂くこと20分。
ちなみに初めてアジア以外に飛ぶ僕は、
朝から涙目、大丈夫かしら?と。
受付の方、上司さんが集まって協議された結果、
「この先でも同じように聞かれると思いますが、これらの書類提出して説明してくださいね」と。
本当にありがとうございます。

そして、あまりにも不安そうな僕に対して、
「学生の方ですか?」「短期留学とかですか?」って繋いでくださったのですが、
ゴリゴリ30代社会人、アメリカで仕事するなので、
「違うんです〜」ばかりで、なんか申し訳なかった。。

後悔@中部国際空港

昔、アメリカ留学されていたお師匠様からの教え(1)
「アメリカ行くときは、ネックピロー忘れたらダメだよ」
教えを忠実に守り、無印良品でネックピローを購入。
しかし、この時、気がつかなかったのです。

そう、飛行機に乗るので、ハサミなどは携帯していないのです。
それにも関わらず、ネックピローにはでっかいタグがついている。
機内で気づく僕「使いづらい。。」
経由地の韓国仁川空港でキレイな受付のお姉様に聞いたけど、
乗り換えエリアでもハサミはないらしい。。

マッチョだったら千切れたのに。。

野沢菜や味噌汁など仕送り的なものを長野から持ってくれた後輩が、
「出国の日まで見ないでください」と言ってくれたお守り。
(note教えてないから書いちゃうけど)最近開けましたw
すると、中には「空港で日本満喫してから行ってください」ってプレゼントが。

。。。ごめん、ワクチン関連で余裕なかった。

となりのガンジー

中部国際空港ゲートにて、ワクチン関連で対応してくださった職員さんたちが、
(こんなにワタワタした人が珍しいのでしょう。。w)
「頑張ってくださいね!」って励まして見送ってくださり、乗り換え先の韓国へ。


予定通り着いた、仁川空港。
僕は7年前にも来たことがあり、その時は賑やかなイメージでした。
でもやはりコロナの影響で、当時ほど人はおらず、店もいくつか閉まっていました。

初めて知ったのですが、仁川の国際線は複数のターミナルがあり、
地下鉄で移動しないといけないみたい。
中部国際空港で、件の航空会社の方が、仁川で迷わないようにっつって地図を持たせてくれたのを思い出し、
無事に30分くらいかけて移動し、無事に目的ゲートへ。
再度感謝です。

ゲートの前で待ってたら、急に名前を呼ばれて驚く。
なんと、ここでもワクチンの書類が必要らしい(乗り換えだから?)

苦戦しながらも乗り込んだ飛行機。
隣には、、「あ、ガンジーなんや。ガンジーーー????」
飛行機で3度見する僕。
靴を脱いでリラックスし始めるガンジー。

3列席の真ん中に僕、ここでガンジーを右に
しかし予定時刻になっても全然左が来ない。
すると、
ガンジー「キミ、左を使いなよ。お互い広くなるし。」

3列席を2人で広々と使えることに。本当に運がいい。
すると、ガンジーは頭からタオルケットを被り、とても飛行機の乗客とは思えないスタイルに。

次にガンジーの顔を拝んだのは、到着直前。
機内食も受け取らなかったのは、ひょっとして本物??

令和のガンジーにもお会いすることができました。

あれ?また8/19が始まる?

空港に降り立ったのは8/19昼前。
初めて日付変更線を越えた僕にとっては、時が戻ったかのよう。

どこかで、オカリナ吹いたりトラックにぶつかったかしら?

飛行機でなんか書くやつが配られなくて、少しドキドキしていましたが、
例の如くワクチンのラベルを見せて、難なく入管などを突破。
Lost baggageしなくてよかった。。

着いたサンフランシスコ国際空港。
大学事務の人が迎えに来てくれる風の思わせぶりなメールをしてきたが、
目を皿にして国際線出口で待ってる人のプレート見ても自分の名前はなく、、完全に勘違いだ。。

よく分からないけど、取り敢えず電車に乗ってホテルに向かわねばならない。
職員の人に聞きながら、BARTというベイエリア高速鉄道を探す。

駅に着いて早速問題が発生する。
切符が買えない!!

周りの説明文から察するに、Clipper cardという、manaca的な交通系電子マネーカードをゲットしたら良いらしい。
ということで自動券売機で発行しようと、ドルデッキから早速、紙幣をドローする。俺のターン!
しかし、なぜか入らない。突き返される。
なぜ???

駅には数人の利用客と職員がいない駅舎。どうしよう??
すると、アジア系のおばちゃんが近づいてきて、こうするのよとアドバイスを。
ありがとうおばちゃん、無事買えたよ。。。!
(後から思うと、お金を請求されなくてよかった)

また知らない人に助けてもらったなとルンルン気分で、
いざサンフランシスコ市内の駅を目指すのでした。

Clipperカード。もうすっかり仲良しです。市内のバスでよく使ってます。

そこには知らない風が吹いていた(気のせい)

僕はウイスキーが好きです。
中でも地元のサントリー知多蒸留所由来の「知多」は最高です。
発売当時、CMで「風の香る」と宣伝されてました。

そんな風の街から来た僕が、風の変化に鈍感なはずがありません。
電車を降りた「24th street Mission station」。
地下ホームから地上に上がると、午後の眩しい日差しと共に
ほんのりと海の香りが。。。!

「これがサンフランシスコの風。。。!」と思い、mapを見ると、
海が全然遠かった。

気取っていたわ、、、

24th street Mission station地上。確かに海を感じたんだけどなぁ

もう1人の自分が邪魔をする

日本から持ってきたのは、2つのスーツケース計45kg
そして、リュック、多分10kg強
合計60kg弱。
自分の体重くらいじゃないか。

まだ空港でactivateしたSIMが動かないので、
マクドナルドのwi-fiでホテルを調べて、バスに乗って向かう。
サンフランシスコは坂道が多い。
バスで坂を登り、降りた先もまた坂。
Another saka。
どうせ登るなら日向坂登りたい。。

三角定規の60°の斜辺のような坂道を、
もう1人の自身を連れて歩くこと10分(もちろん休憩しながら!)
着いた先は住宅街。
どう見てもホテルっぽくない!!

ホテルの住所を調べ直す。
推測するに、なぜか本当の住所とgoogle mapが示しているところが違うらしい。

相変わらずSIMは繋がらないので、
(インターネットはできなくてもGPSは繋がっていた)
とりあえずWi-Fi環境に復帰しなきゃ!

そう思い、またバスに乗り、駅へと戻るのでした。。

アメリカのホテルマン 傾向と対策2022

旅行本とか見ると、
「アメリカのホテルでは荷物を運んでくれるホテルマンがいて、積極的に運ぼうとしてくる。チップを要求されるので注意。」
などと書かれていて、それを真に受けた僕は、
「ホテルマンには負けないぞ!」そんな強い気持ちを持っていました。

やっとの思いで着いたホテル。
お昼に飛行機で着いたのに、この時すでに夕方。
重い荷物を運んできて、早く休みたい気持ちしかない。

ホテルに入ると現れたのは、3mくらいの階段。
「ははーん、この階段で旅行者の気持ちを挫いて、ホテルマン呼ばせるんだな」

そう思い、受付を済ませると、
ホテルマン「3Fね」
ちょ「エレベーターは?」
ホテルマン「ないよ、じゃあね」

じゃあね???

おいおい、こちとら、荷物をお節介なくらいに運ぼうとしてくるホテルマンと戦う身体をしているのに、何その塩対応???

「なんで1段1段なんだろう」バンクーバーオリンピックの上村愛子選手の言葉を思い出しながら、よちよちと登るのでした。

コロナや価格帯の問題かもしれませんが、この後泊まったホテルいずれも、荷物運びたがり系お節介ホテルマンには出会えませんでした。

僕が組んだドルデッキはチップ払うための、1ドル札マシマシごんぶとデッキだったのになぁ。。。
そんなことを独りごちながら、近くで買ったピザを頬張り眠る、、
30時間を超える長い一日終わりでした。

これで$14、ケチには高い!!!

いよいよアメリカ生活が始まります。
この模様はまた次の記事で!
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

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