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Their love is forever 【要領悪いアメリカ留学42】
僕は現在、30代中盤の独身男性。
これまで、嬉しいことにたくさんの友達の結婚式に呼んでいただきました。
最初に呼んでくれたのは、大学院博士1年のとき。
高校と大学一緒だった友達が、社会人になってから出会った女性との結婚でした。
その際、余興として10分くらいのムービーを作ることになり、報道番組風に式に来れなかった人のコメントを撮って、どれだけ新郎が愛されているかをまとめました(はず)。
名古屋市八事はサーウィンストンホテルで観た、友達に似合わない(悪口)美しい式が今でも思い出されるなあ
なんて、ムービーに使った
Every Little Thing「出逢った頃のように」
を聴きながら思うのでした。
渡米後、日本の友達の結婚式を何件も断っておいてなんですが、
初めてアメリカの結婚式に参加してきました。
日本での結婚式といえば、チャペルや神前で誓い、披露宴、二次会といった流れが一般的でしょうか。
岐阜だと菓子を撒いたりもしますが。
一方、アメリカのスタイルはどうなんでしょう?
ChatGPTさんに伺いました。
アメリカの結婚式には様々なスタイルがありますが、以下のような一般的な要素やスタイルが見られます
(1)宗教式と世俗式:
宗教式: 教会、シナゴーグ、モスクなどの宗教施設で行われる結婚式。キリスト教、ユダヤ教、イスラム教など、それぞれの宗教の儀式に従います。
世俗式: 宗教的な要素を含まない結婚式。市役所や庭園、ビーチなどで行われることが多いです。
(2)屋内と屋外:
屋内結婚式: ホテルの宴会場、レストラン、ボールルーム、教会などの屋内施設で行われることが多いです。
屋外結婚式: 公園、ビーチ、庭園、農場などの自然の中で行われることが多いです。
(3)伝統的なスタイル:
セレモニー: 結婚の誓い、指輪の交換、祝福の言葉などが含まれます。
披露宴: 食事、スピーチ、ダンス、ケーキカット、花嫁のブーケトスなどが行われます。
(4)モダンなスタイル:
個性的でテーマに沿った結婚式が増えています。例えば、特定の映画や本、趣味に基づいたテーマなど。
(5)エループメント(駆け落ち婚):
近年、少人数で行うエループメントも人気があります。これは、カップルだけまたは非常に親しい友人や家族だけで行う小規模な結婚式です。
(6)デスティネーションウェディング:
リゾート地や他の国で行う結婚式。これには旅行と結婚式が組み合わさっており、参加者もその場所に旅行します。
(7)カスタマイズされた要素:
カップルの個性や文化に応じて、様々な要素がカスタマイズされます。例えば、特定の文化的伝統や家族の習慣を取り入れることも一般的です。
アメリカの結婚式は非常に多様であり、カップルの好みや背景、予算によって大きく異なる場合があります。
かなり多様で、中には馴染みのないスタイルもありますね。
このリストの中で、昨日、僕は世俗式の結婚式に参加してきました。
呼んでくれたのは、職場のラボマネージャー(企業的なマネージャーというよりかは部活のマネージャー的な立ち位置を想像してください)。
25くらいの女の子で、大学から付き合ってる彼氏とめでたくゴールインしました。
僕も前から、式がいつなのかとか、彼氏と住んでる家に(彼女の祖国の)プエルトリコから家族来て無茶苦茶なんだけどって愚痴を聞いていましたが、前日まで行くことを想定してませんでしたw
前日に一緒にランチ食べてたら、「来るよね?」って本人に言われたので、「え、そんな軽い感じなん?」と思いながら、「じゃあ行くわ」と返事。
場所を聞くと、「City hall」と。
「市役所?え、マジで?」
混乱しながら、一緒に行く同僚に聞くと、弊職場から見える市役所を指さします。
思い切り平日の昼間に執り行われる式だったので、色々仕事の予定変更して、オペラ行くときくらいのフォーマルな服装で向かいました。
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よく考えたら、市役所に来たのは初めてでした。
日本みたいに転入届とかあるのかよく分からず、今日まで約2年過ごしています。
ここで、小心者の僕は思います。
「市役所で結婚式って本当の話?それとも婚約届出すのに立ち会うくらいの感じ?」
よく分からないまま入ると、
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「結婚式やないかい!」
ウェディングドレスを纏った女性がわらわら、、、嘘だろ?
というか、入った時に窓口が見当たらなくて違和感があったのですが、僕の思っている市役所の機能とはどうやら大きく違うようですw
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案内されるまま、新郎新婦に合流すると、やっぱり、しっかりタキシード、しっかりドレス。
そして、集合時間の12:30になり、みんなで案内されたのは、
![](https://assets.st-note.com/img/1718412654892-62b2FDzyNL.jpg?width=800)
「え、廊下?ほんとに?」
めちゃくちゃ中途半端な廊下!
どこか部屋が空くのを待つのかと思ったら、牧師さん来た!w
どうやら、ここで誓うらしい。
![](https://assets.st-note.com/img/1718412818918-RtDFYn8OT8.jpg?width=800)
日本で聞く、あの口上の少しロングバージョンを説く牧師さん。
指輪交換、誓いのキスを経て晴れて結ばれました。
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今回の式では、新婦の妹、両親と祖父母が参列されました。
英語が話せないおばあちゃんと英語が下手な僕は、「I'm happy」とか言いながら頷きあいながら見守っていました。
そうしたら、ブーケトスが行われることに、、
と思ったら、おばあちゃんいない!?
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気がつけば、おばあちゃんも花嫁のお母さんも、ブーケトスの輪の中にw
あれ?日本でもそうだっけ?
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最後は、市役所の外で、みんなでお花とお米でシャワーをしておしまい。
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とても新鮮なことばかりあったアメリカの結婚式でした。
調べてみると、
シンプルなセレモニーと控えめなご予算に対応するため、シティホールでは1時間ウェディングパッケージをご用意しております。
1時間ウエディングの空き状況カレンダーをご覧いただき、挙式の候補日をいくつかお決めになってから、予約リクエストを送信してください。なお、挙式日のご予約には最低4週間かかりますのでご了承ください。直前のリクエストにはお応えできませんのでご了承ください。
当パッケージでは、月曜日から金曜日まで、市長バルコニーまたは4階ギャラリーを1時間まで貸切でご利用いただけます。
このパッケージのレンタル料は1,000ドルで、100名様までの1時間のご利用が含まれます。椅子は別途レンタルとなり、市長バルコニーは40席まで、4階ギャラリーは60席までとなります(残りのゲストはセレモニーでは立ち見となります)。
時間の都合上、ご飲食のサービスはできません。アコースティック音楽の演奏は事前の承認が必要です。ミュージシャンは2名までとさせていただきます。
日本の結婚式のパッケージに比べると格安!(それでもmacbook1つ分か、、、と思ってしまうw)
話を聞くと、このパッケージはサンフランシスコ市に限らないとのことです。
シンプルな結婚式をお考えの方は、アメリカの市役所でいかがでしょうか?笑
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