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【読書】ふつつかな悪女ではございますが/中村颯希

今回はこちらの本を読みました。

あらすじ

『雛宮』――それは次代の妃を育成するため、五つの名家から姫君を集めた宮。次期皇后と呼び声も高く、蝶々のように美しい虚弱な雛女、玲琳は、それを妬んだ雛女、慧月に精神と身体を入れ替えられてしまう! 突如、そばかすだらけの鼠姫と呼ばれる嫌われ者、慧月の姿になってしまった玲琳。誰も信じてくれず、今まで優しくしてくれていた人達からは蔑まれ、劣悪な環境におかれるのだが……。「息切れしない、失神もしない……。なんて健康な体でしょう! う、うらやましい……っ」誰もが羨む玲琳は、隣り合わせの"死"とずっと戦ってきた鋼メンタルの持ち主だった――!? 大逆転後宮とりかえ伝、開幕! ※電子版はショートストーリー『ささやかな努力ではございますが』付。
Amazon あらすじより

所感&こういう主人公が私は好き

日頃ライトノベルはそこまで読むことはないのですが、コミカライズされたものがAmazonのおすすめに上がっており、評価が異様に高くて!思わずコミックの方を手に取ったのですが、あまりに面白くて小説の方も全巻制覇してしまいました(笑)

こちらはコミカライズ版。

こちらは、病弱だが愛されて過ごしている玲林に嫉妬した道術(魔法のようなもの)を使える彗月が、玲林と入れ替わりを計画・実行するのですが、元々病弱だった玲林は彗月の健康な体を手に入れ、困難があっても持ち前の根性で嬉々として立ち向かっていくのです。

この小説の面白さは、主人公玲林の破天荒さにあります。殺されそうになっても、苦難な状況にあっても、根性と彗月の体の体力で力技で解決していきます。それに周りの人たちはあっけに取られるのです。

思えば、私の大好きデルフィニア戦記でも破天荒な主人公に周りは困惑しながら、それでも最後は頼りにし、支えとなっていきます。(私のデルフィニア戦記への愛はまた後日)。

ラノベとはいえ、侮るべからず。
とても面白かったので、疲れた時の息抜きにぜひ!
なんか、元気になれますよ^^

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