娘が入院していたNICUについて
NICUについて、備忘録も含めてもう少し詳細に書いていこうと思います。
過去の検索魔だった自分に届け〜!
NICUについて
NICU(Neonatal Intensive Care Unit)とは、新生児集中治療室と言われ、早産児や低体重児、先天性の疾患を持つ新生児が入院するところです。
赤ちゃんは、出生体重や在胎期間(お母さんのお腹の中にいた期間)によって次のように分類される。出生体重2,500g未満の赤ちゃんを低出生体重児、1,500g未満であれば極低出生体重児、1,000g未満であれば超低出生体重児と言います。私の娘は1057グラムで生まれたため、ギリギリ極低出生体重児にあたります。
娘は、生まれてすぐ、保育器に入りました。
そこでは、心電図とパルスオキシメーターがつけられ、24時間体制で管理されていました。娘の横にはモニターが設置され、NICUに入院している赤ちゃん全員の情報が常時示されており、どこの赤ちゃんのアラームが鳴っているかが、どこにいてもすぐわかるようになっていました。
びっくりしたのが、アラームが鳴る頻度の多さ!
30分の面会中、どこかでひっきりなしにアラームが鳴っているのです。
NICUに入院している赤ちゃんはそれだけ丁寧に見られているのですね。
保育器の中
早く生まれた赤ちゃんは、まだ自分で体温調節等がうまくできないため、保育器の中は、一定の温度に保たれています。
なので、面会に行った際は赤ちゃんに触れることができるのですが、保育器の側面にある丸い窓から手を差し込んで赤ちゃんに触れます。
呼吸もまだ下手っぴで、時折忘れちゃったりするようです(忘れるって!!)。なので、顔には呼吸を助けるチューブをつけています。
ミルクもまだ自分では飲めないので、鼻から胃までチューブを挿入しており、
そこからミルクを注入します。
目もなかなか開かない赤ちゃんですが、匂いは敏感に嗅ぎ取るようで、
娘が入院していた病院では、パパママタオルを持ってきてくださいね、と言われていました。そばに置いておくと両親の匂いがわかるんですって!!
なので、面会に行くときは胸元にタオルハンカチを忍ばせて。
入院してたのが汗だくになる夏じゃなくてよかった。。笑
実際にはお母さんのお腹の羊水の中でぷかぷか浮かんでいたのに、
急にお外に出てしまって、重力のある生活を送る羽目になった赤ちゃん。
そのため、基本的には、丸められたタオルを抱くようにして、お腹の中にいる体制を再現しているんですって。
最初は完全防備の保育器にいる赤ちゃんですが、
注入される酸素の量が減り、自分で呼吸ができるようになると、
コットと呼ばれる、下半分の保育器みたいなのに移動します。
このときはほんとに嬉しかった!!
この頃から、哺乳瓶で飲む訓練が始まりました。
あっという間に長文になってしまいましたね。
GCUについてはまた次回、記載して行きたいと思います。
今NICUに入院中の赤ちゃんがいるお母さんに伝えたい事…
今の医療はほんとすごいです!
そして赤ちゃんはどんどん大きく、可愛くなります!
小さく生んでしまったことは悲しいし、今後の不安はずっとつきまといますが、
それでも我が子は可愛い!
コロナで面会制限がかかっているかもですが、
今の時期を大切に、たくさん写真や動画を撮っててくださいね。
いつの日か、笑って振り返る日が必ずきますから。
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