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私的!インドの風を感じられる本6選

インド熱が高まっている今、こちらをまとめるしかないでしょう!

ネットでよくおすすめ本を探すのが大好きな私。誰かネット検索難民のお役に立ちたい!と思い、今まで読んできた本の中のお勧めをご紹介します!

① 深夜特急3 インド・ネパール


待望の文字拡大増補新版!

悲惨、滑稽、崇高、卑小。
この土地にはすべてがある。
インド亜大陸、自由への旅!

第七章 神の子らの家 インド I
ガンジーが「神の子」と呼んだ最下層の人々の子供たち。彼らのための孤児院であり、学校であり、職業訓練所でもあるアシュラムで、私は“物"から解き放たれてゆく……
第八章 雨が私を眠らせる カトマンズからの手紙
ここカトマンズでは、旅の途中でひとり、またひとりと若者が死んでゆきます。ハシシを吸い、夢とうつつの間をさ迷いはじめると、恐怖感は薄いヴェールに覆われて……
第九章 死の匂い インド II
ベナレスは、命ある者の生と死が無秩序に演じられている劇場のような町だった。私はその観客として、日々、遭遇するさまざまなドラマを飽かず眺めつづけていた……
[対談]十年の後に 此経啓助 沢木耕太郎
新版特別収録 あの旅をめぐるエッセイIII 仏陀のラーメン
※本電子書籍は、令和二年八月発行の新潮文庫(新版)を底本としています。
Amazonあらすじより

まずは王道。みなさんご存知沢木耕太郎の深夜特急です。
学生時代、インド行く前に読んだなぁ。この本読んでから今インドに行くと、逆に全然違ってびっくりするかも?でも、この本に出てくるような場面にも遭遇するから、インドって面白いんだよなぁ、とも思ったり。

② インドなんて二度と行くか!ボケ!!―…でもまた行きたいかも

お笑い芸人の夢破れ、ニートに転職した作者。最愛の彼女にも去られ、なぜか思い立ったのは…“インドにでも行くか!”勢いで飛び立ったものの、そこは日本の常識が全く通じない驚天動地、摩訶不思議の世界だった!作者を待ち受けていた激しい下痢、目的地へたどりつかないタクシー、インチキ占い師、ノラ牛、ノラヤギetc…ひたすら詐欺師のようなインド人と闘う過酷な日々にブチ切れ“こんな最低な国、二度と来るかボケぇぇ!!”…でも実は、また行っちゃったりして―へなちょこ作者が綴る、抱腹絶倒の大爆笑旅行記。
Amazonあらすじより

インドに行って思うであろう事を面白おかしく書かれている爆笑旅行記。これを読んでインドに行きたくなる?行きたくなくなる?笑

③ インドクリスタル

因習と開発、資本と搾取の間で揺れるインドが舞台のビジネス冒険エンタメ!

社運を賭け、巨大ビジネスとなる惑星探査用の高純度人工水晶開発のためマザークリスタルの買い付けを行う山峡ドルジェ社長・藤岡。
インドのある町から産出された高品質の種水晶を求め現地に向かう。
宿泊所で娼婦として遣わされた少女ロサ。彼女は類稀なる知力を持つ不思議な存在で、更に以前地方の村で目撃した「生き神」だった。
鉱山からの帰途に遭難した藤岡はロサの能力に助けられることになる。

ロサを通訳兼案内人として村人との交渉に挑む藤岡だが、商業倫理や契約概念のない先住民相手のビジネスに悪戦苦闘する。
直面するのは、貧富の格差、男尊女卑、中央と地方の隔たり、資本と搾取の構造──まさに世界の縮図というべき過酷な現実だった。
Amazonあらすじより

小説なのですが、インドの底知れない不気味な感じが表現されてて、とても面白かったです!上下巻ですが、ドキドキして一気読みしました!

④ JK、インドで常識ぶっ壊される

普通の女子高生が、突然インドで暮らすことに!
タピオカもプリクラもない国で、JKが見たものとは?

日本でキラキラのJKライフをエンジョイするはずだった。
だけど、突然一家でインドに移ることに。
制服での映え写真。放課後はタピオカ片手にガールズトーク。
そんなアオハルを夢見ていたけど……。

「ごはんはカレーしかなくて、汚くて、治安が悪い」
そんなイメージしかないまま始めたインドでの生活はおどろきの連続。

「あったかくて鮮やか」。インドのイメージは、一変した。
外国人にもフレンドリーなひとびと。多様な食文化 。
心躍る豊かな出会いの一方で、折れそうな腕を伸ばし車窓をノックする物乞いの姿。
そして、高校生活のなか出会ったスラムの子どもたち――。
目に見える格差、目に見えぬ不条理。ステレオタイプの真相。光と影。内と外。
何も知らない女子高生だからこそ見えた景色があった。
日本の快適な暮らしに慣れ切ったJKによる、おかしくて真面目な「エモい」インド滞在記。
Amazonあらすじより

お父さんの駐在でインドに行くことになった女子高生が、赤裸々にインドを語っています。最初は高校生という色眼鏡で見てしまい、何だか文体がな〜と思いながら読んでましたが、インドの実情が赤裸々に語られていて、とても楽しく読みました。変な偏見持ってごめん…笑

⑤ 旅のオチが見つからない インド&南アジア混沌ドロ沼!

Twitterフォロワー3万人突破(2021年9月時点)の大人気旅ブロガー・低橋2冊目の旅エッセイは、ディープすぎるインド&南アジア諸国編!
訪れた人は「二度と行きたくない」「大好きすぎて離れられない」と二極化するという伝説の“沼落ち”国・インドとその周辺の国々の自由すぎる実態をユーモアたっぷりに綴ります。
コロナ禍で自由に世界を飛び回れなくなった今、あらためて胸に迫る、自分の足で遠くまで旅をし、異文化に直接触れる事の素晴らしさとは?
Amazonあらすじより

このコミックエッセイでは、インドのイメージとそれが覆された部分、実際にイメージ通りだった部分など、筆者が感じたインドが漫画で描かれています。ご飯の絵とかとても美味しそうで、インドとは言わずどこかに行きたくなりました。

⑥ 13億人のトイレ 下から見た経済大国インド

トイレを見れば、丸わかり。
都市と農村、カーストとイノベーション……
ありそうでなかった、「トイレから見た国家」。
海外特派員が地べたから徹底取材!!

インドはトイレなき経済成長だった!?
携帯電話の契約件数は12億件以上。
トイレのない生活を送っている人は、約6億人。
経済データという「上から」ではなく、トイレ事情という「下から」経済大国に特派員が迫る。
モディ政権の看板政策(トイレ建設)は忖度の産物?
マニュアル・スカベンジャーだった女性がカーストを否定しない理由とは?
差別される清掃労働者を救うためにベンチャーが作ったあるモノとは?
ありそうでなかった、トイレから国家を斬るルポルタージュ!

トイレを求めてインド全土をかけめぐる!
■家にトイレはないけれど、携帯電話ならある
■トイレに行くのも命がけ
■盗水と盗電で生きる人たち
■「乾式トイレ」の過酷さはブラック企業を超える
■「差別」ではなく「区別」と強弁する僧
■アジア最大のスラムの実情 etc.
Amazonあらすじより

まさかのトイレから見たインド事情。
でも、確かにインドに行ったとき、トイレに行くのにチップが必要だったりとか、そもそもトイレ無かったりとか、日本と違うトイレ事情にびっくりした記憶があります(海外あるあるかもしれませんが)

そのカルチャーショックを裏付ける、とても面白い本でした。
トイレはないけど携帯電話はある、って、日本だと不思議な感じじゃないですか?一度、この本で一本記事書きたいなぁ。
Kindle Unlimitedですし、気になられたら一度読んでみてください。

最後に

いかがでしたか?
インド行きたくなりました?笑

もし、おすすめインド本があれば教えてください!
それでは、良い週末を。

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