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【読書】宙ごはん/町田そのこ

みなさんこんばんは。
今回はこちらを読みました。
はぁ、感動…!

あらすじ

この物語は、あなたの人生を支えてくれる。

宙には、育ててくれている『ママ』と産んでくれた『お母さん』がいる。厳しいときもあるけれど愛情いっぱいで接してくれるママ・風海と、イラストレーターとして活躍し、大人らしくなさが魅力的なお母さん・花野だ。二人の母がいるのは「さいこーにしあわせ」だった。
宙が小学校に上がるとき、夫の海外赴任に同行する風海のもとを離れ、花野と暮らし始める。待っていたのは、ごはんも作らず子どもの世話もしない、授業参観には来ないのに恋人とデートに行く母親との生活だった。代わりに手を差し伸べてくれたのは、商店街のビストロで働く佐伯だ。花野の中学時代の後輩の佐伯は、毎日のごはんを用意してくれて、話し相手にもなってくれた。ある日、花野への不満を溜め、堪えられなくなって家を飛び出した宙に、佐伯はとっておきのパンケーキを作ってくれ、レシピまで教えてくれた。その日から、宙は教わったレシピをノートに書きとめつづけた。
全国の書店員さん大絶賛! どこまでも温かく、やさしいやさしい希望の物語。

Amazonあらすじより

所感&これは読んで本当によかった!!

これ、今Kindle Unlimitedで読めるんですよ。
前回の本屋大賞で入賞してた作品で興味があったのでダウンロードしていたもののしばらくKindleの中で積読に。
今回少し読み始めてみたらもう止まらない!
早くに読んでおけばよかったー!

母の気持ち、姉妹の気持ち、子どもが抱く母への気持ち、などなど、
考えさせられることがなんと多いこと!

連作短編集のようで、最初は宙が小学校に上がる前くらいから。最後は高校3年生になって将来を決めるところまで。
要所要所で、いろんな事件が起こって、やっちゃんのご飯があって。
お話一つひとつに、いろんなことを考えさせられる。

もしも子どもがいじめられてたら、親としてどう行動できるだろうか。
子どもにこんな思いをさせていたらどう答えるだろうか。
子供にとって、こんな親になってはいないだろうか。
妹にこんな言葉をかけられる姉でいられるだろうか。

また、宙が高校3年生の時に、遠宮くんに選書のクセ?を指摘されます。
宙は、本の中に自分の探している答えがあるかもしれないから、と思っているからかな、と答えているのですが、自分の場合はどうなんだろうな、と考えてしまいました。

なぜこの本を読んでみようと思ったのか。
琴線に触れているのはどんな本なのか。

そこを深掘りすると、自分と向き合える気がします。
まだワーママはるさんの本は途中だけど、
自分と向き合う大事さはひしひしと感じているので。

みなさんはどんなふうに本を選んでいますか?
教えてください^^

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