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7月読了本「30の反撃」ソン・ウォンピョン 小さな反撃で人生を変えられる

今回はこちらの本を読みました。
娘のお熱中、お昼寝が多かったので一気に読み終わることが出来ました。

あらすじ

2022年本屋大賞翻訳小説部門第1位!
ベストセラー『アーモンド』の著者が放つ、すべての人に勇気をくれる傑作。

『アーモンド』が人間という存在そのものへの問いかけだとすれば、『三十の反撃』は、どんな大人になるかという問いへの答えである。
ーーーソン・ウォンピョン

1988年ソウルオリンピックの年に生まれ、三十歳になった非正規職員のキム・ジへ。
88年生まれに一番多い名前「ジヘ」と名付けられた彼女はその名の通り、平凡を絵に描いたような大人になっていく。
大企業の正社員を目指すジヘの前に現れたのは、同じ年の同僚ギュオク。
彼の提案する社会への小さな反撃を始めることになったジヘは、自信を見つめなおし、本当にしたかったことを考えるように。
そして、ついに「本当の自分」としての一歩を踏み出すことになるーー。
世の中という大きな壁と闘うすべての人に贈る、心温まるエール!第5回済州4・3平和文学賞受賞作品。
Amazon あらすじ

所感&小さな反撃をやってみたくなる

この本は、普通の人生を歩んできた主人公キム・ジヘの周りに起こる小さな反撃の物語です。人生の目的もなく、なぁなぁと生きてきたジヘに、ギュオクの言葉が刺さります。何なら私の胸にも…。

営業の頃も特に考えていた訳ではなかったけれど、営業事務になってから特に、人生の目的迷子になっています。育児と仕事に追われて、自分の時間が取れていない気がするのが原因。そんな時に読んだ本だったので、余計に胸に刺さりました。

僕たちに必要なのは転覆です。目に見える転覆ではなく、価値観の転覆です。
p78
僕たちがこの時間まで残って不満をぐずぐず言っているということがどういうことかわかりますか?僕たちが世の中ときちんと向き合ってこなかったということです。
p78

あぁ、胸が…。

そのギュオクも、実は隠している事があり。
あー私もうまく書ける語彙力が欲しい。。。

小さな反撃、するなら何かなぁ。
反撃前に、まずは世の中と、自分と向き合う事が大事ですね。今のところ仕事と子育てに忙殺されてるかなぁ…😱

私の大好き本屋大賞翻訳小説部門第1位の本。
気になる方はぜひ読んでみてください。

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