オーディオブック

まだ情報公開されていないので、キチンとしたご案内が出来ませんが、きっとあと少ししたら、私の声のオーディオブックがAmazonAuddibleより発売になります。
一作品目となる前作が発売になる前に、まもなく二作品目の収録が始まります。そんなわけで私は、今日から400ページ以上ある原稿と格闘がはじまりました。

私の目指している読み手は、もう随分前に亡くなりましたが、
岸田今日子さんです。
岸田さんの作り上げる世界に心惹かれた幼い日を、今でもはっきりと覚えています。レコードから流れ出した彼女の声を通して、声だけのはずが、そこにスクリーンが立ち上がり、前の前に鮮やかな映像が映し出されたのです。
主人公も、悪役も、そして景色も、それはそれは明確に、細部に渡りはっきりと。物語が終わるまでの時間、そこは私だけのシアターになりました。
この世界に入り、それがどれだけものすごいことなのかを知ることになるのですが、当時の私は、レコードに針を落とすことが、毎日楽しくて仕方がなかったことを思い出します。

声だけの世界は、閉ざされた世界です。
一人一人の世界を広げられる可能性を秘めた世界です。
だからこそ、岸田今日子さんが作り上げたような世界を、作り上げていきたいと準備をしています。
部屋の中で、ベッドの中で、通勤中に。
よりリアルに聞いていただけるドラマを。
ご自身のスクリーンが立ち上がり、映像を楽しむように声のドラマを楽しんでいただけるように。
そして、その機会をいただけることに心から感謝しています。

400ページを超える大作。
特に前作・今作と、ファンの多いシリーズもの。
そして、女性はなかなか読まないジャンルということもあり、緊張感半端なく、交感神経優位の状態が続きます。
今回はなんと下は小学生の女の子から老人まで28役。極限まで持って行かれそうな気配ですが、どこまでいけるか、チャレンジです。

改めて、情報が解禁になりましたらご案内しますので、聞いて頂けたらとっても嬉しいです。確か、一ヶ月無料だったと思います。
前にも書きましたが、追い詰められると料理をつくり始める私は（笑）、また今回も、料理作りがはじまりそうな気配。
その辺りもまたお伝えできたらと思います。

今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
また明日、同じ場所で。