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休校中の【宿題問題】

休校中、子どもたちの「好き」を育てて、どんどん没頭体験をさせようと思っていましたが。

案外身近なところに敵はいました。

それは・・・「宿題」。

大量です。

先生たちも一所懸命なのがひしひしと伝わってきます。

体育の先生から、「家でやりましょう」と体操の動きを細切れにしたファイルがサーバーに上がっていたりして、

「これ、いちいち一コマずつ写真撮ってデータ作ったんか先生・・・」と泣けてきます。

ありがたいです。

が。

が、です。

これでは、宿題に追われて日々が過ぎていきます。親はずっと「宿題やりなさい」と言わなければならない。子どもは逃げ場もなく、いやいや計算問題や音読をする。

・・・。

これでは、私が予定していた「好き探しのための一か月」が過ごせない!

わが家では、まず親の私がフィルタになり、本当にわが子に必要だと思われるものは有難くやり、もう理解しているから特にやらなくてもいいかなと思うものはやらないことにしました。

「この一か月、何でもいいので自分の好きなことを一つ掘り下げて調べて、それを発表するためにまとめてみよう」

みたいな宿題がポーンと出たら子どもの好奇心がグッと伸びる一か月になったかな☺とは思いましたが、それでは「どうしたらいいかわからない」という意見も多いのかもしれませんね。

普段あまり一緒に過ごす時間のない親子なら、これを良い機会ととらえて、じっくり「あさがお観察」ならぬ「わが子観察」が出来たらいいかもしれません。

一か月後、「この一か月、休校になったおかげで子どものこと良く知れたわー」と思えたら、それだけでも素晴らしいことなのかも、と思います。

(2020年5月追記:実際、周囲に「この機会にじっくり子どもと向き合って、子どもの事がよくわかった。受験させようと思っていたけど、彼女の強みがわかって受験はやめることにした」というママと話しました。本当に良かったと思いました)

仕事が休めないお母さんたちには「そんな悠長なこと言ってられない!」と叱られてしまいそうですが。

私も休校中は早朝と深夜に仕事をしているせいで生活のリズムが狂いがち。でも逆に良いことは、夜仕事をするのでお酒を飲まなくなったこと。健康指数は急上昇です。

一長一短ですね。

結局、物事すべてはとらえ方、考え方ひとつ。それを決めるのは私以外のだれでもありません。

どうせならポジティブに☺

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