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これからの教育は、「探求」の一つ先を目指す

受け身の学びから、主体の学びへ、という流れに賛同してたくさんの教育現場を見てきました。そして、受験に対応するため知識のインプット(詰め込み)から、自分で考える「探求」をという、はっきりした時代の流れを感じています。

探究の一つ先 - 行動することの重要性
教育の世界で最近よく耳にするのが「探求学習」です。しかし、真の学びと成長には、探究の「一つ先」へ進むことが不可欠ではないでしょうか。それは、具体的な「行動」です。

探究だけでは不十分
探究は知識の探求です。疑問を持ち、答えを求め、情報を収集し、考えを深めます。それは素晴らしい学習のプロセスです。しかし、探究だけでは足りないのです。なぜなら、探究によって得た知識や洞察は、行動に移すことで初めてその価値を発揮するからです。

AIの時代における人間の役割
AI技術が急速に進化し、情報収集やデータ分析など多くの探究的な作業をAIが行えるようになりました。しかし、AIにはできないことがあります。それは、情報に基づいた「意味ある行動」を起こすことです。人間だけが、得た知識を使って創造的な解決策を生み出し、実際の行動に移すことができるのです。

行動は学びを深める
行動にはリスクが伴います。間違いを犯すかもしれないし、失敗する可能性もあります。しかし、そのリスクを恐れずに行動することで、私たちはより深い学びと成長を経験できます。行動は、単なる知識の消費者ではなく、知識を活用し、社会に貢献する主体的な人間になるための鍵だと思うのです。

行動への一歩を踏み出そう
探究を通じて得た知識を行動に移すことによって、より豊かな人生を築き、社会に貢献できるのではないでしょうか。探究学習の一つ先にある「行動」を起こすことが、今こそ大切なのだと感じます。子ども達も大人の私たちも、知識を活かして、自分達と社会のために意味ある一歩を踏み出したいものです。

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