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【読書感想文】陰摩羅鬼の瑕・京極夏彦

本日のトップ画像はクリエイター・俵田年彦様から拝借しました。
ありがとうございます。


(筆者=わたし、作者=著者)

なんかある記事が

「なんで??」と思うようなマガジンに収納されたみたいです。


色んな人来てますね?


普段来ないような人がそこから。


こちら読書感想文も、わりと読書界隈の人がいらしてくれます。

貴重な機会になるので、

どんどん上げていきたいと思います。


まず京極堂シリーズについて説明させてください。

主人公は関口巽。


これは


「年をとった碇シンジくん」


です。


(個人の感想です)


主人公が好き嫌い分かれるかと思いますが

筆者は

「関口巽がスタバで注文完了するまで

右往左往する話」

が読みたいです。


この人は絶対出てくる人なので

我慢してください。


京極堂シリーズは

その形状(新書)から


「凶器」


と、呼ばれています。


多分。


鞄に二冊入れたらほかのものが入らないですね。


そして読むとやたら、


妖怪について調べたくなります。


陰摩羅鬼は鳥の妖怪です。


タイトルについたものの

モチーフなりなんなりが作中に登場します。


描写は極めて重厚

しかしポエミーではないため

誰でもすらすら読めるはずです。

ポエム苦手です。筆者は。


見どころは

「改行芸」

です。


一作目、姑獲鳥の夏から見てください。

映画にもなっていたはずです。

二作目、魍魎の匣はアニメ。かわいらしい絵です。


逆に順番に読んでいかないと、

絶対意味が分からなくなる場所があるので

とにかく順番に読んでください。


読むと


「この世に不思議なことなど何もないのだよ」


が、口癖になります。そここその期間。


はい、どうして陰摩羅鬼を紹介したのかというと


これだけ「わかる」からです。


何が「わかる」かは、順番に読んでた人は

まあ、だいたい「わかり」ます。

わかる、というか、わかりやすいんです。

わからない人、当然居ると思います。


「なぜこれだけこうなってるんだろう?


読者サービスかな??」


と、思いました。


とにかく、順番に読んでた人たちは

ここで多数の人が喜ぶと思います。


こんなこと書いてはいけないと思うのですが、

沢山の人が手に入れ、手放していると思います。


重いので。


電子に変えます。


安く手に入る可能性があります。

図書館に絶対あるタイプなので、

読んでみて気に入った、

新刊で手に入れたい、

と、感じたらぜひ新刊で手に入れて下さい。


おすすめは、新書です。


重いので。


今日もお読みいただきありがとうございました。

追記・やはり新書がいいです。
文庫だと多分印象がかわります。
単行本はお目にかかったことがありません。













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