見出し画像

(無料記事)愛されたければキレ倒せ

昨日、久しぶりにパートナーにキレた。

「オッペンハイマー」(クリストファー・ノーラン)を見た彼が、そのまんま「原爆投下は戦争を止めるために必要だった」説を持ち出してきたからだ。

お前は馬鹿かとキレた。
よくも日本人相手にそれが言えるな。
日本人がその発言をどう感じるか、そんな想像力が欠如してる。
アメリカの映画と歌で育ってきて、その自己正当化的メッセージを鵜吞みにして、それ以外の世界を見ようともしない狭い世界に思考停止状態で4〇年よく生きてきたな。
みたいな感じ。

そういえば、仲が深まる過程で私はよくキレていた。
それを鋭い言葉でできるだけ正確に伝えた。
言語が英語なので感情的に言葉を発することができない。
私は何を伝えたいんだろうと吟味することが必須だった。

昔はよく「奥さんが許可しないだろうから、〇〇できない」と言い訳してた。
私は、お前は10歳の子供か。
奥さんのせいにするな。
4〇歳になってママの許可がないと何も決定できないんだ。
あほか。
臆病者。
情けない。
って、なじってた(笑い)。

今では奥さんの許可をもらう前に、自分で決めてる。
まずは自分で決めたうえで、家庭があるから奥さんからの許可をもらって私と旅行に行ったりするようになった。

完璧な人間なんていないし、矛盾なんていっぱいある。
彼の嫌な部分、許せない部分、ダメな部分はつど指摘してきた。
もちろん、私だってめちゃくちゃな人間だ。

そりゃ険悪になるし
これを言ったら私たちの仲はもうおしまいだという恐怖と向き合った。
この発言で壊れる縁だったなら、壊れてしまえという覚悟。
でも、その度に仲は深まってきた。

そうやって自分で気付けない部分を指摘されて進化するわけじゃん。

何か「愛される女」って言葉ってさ、気持ち悪い。
でも、その「愛される女」ってのは表象的な可愛さと勘違いしてる男も女も多い。
「かわいい」「おとなしい」、「優しい」、「思いやりがある」ってさ、下に入り込んで言いなりになってるケース多くない?
内側にある激しさ、汚さ、不完全さ、矛盾をさらして、それも含めて認めて変化して、総合的に愛らしいから愛し続けられるんだよ。

セッ○スが楽しければ女がの気性の荒さとかぶっ飛ばせるでしょ。

ここから先は

0字

7年前、ニュージーランドの既婚者を好きになりました。翌年、移住しました。さらに3年後彼の家から車で20分のところに家を買いました。熱情のま…

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?