奪う事のできない自由

病気は大体治らない。
ドラマや映画、奇跡のドキュメンタリーを見過ぎでなんとなく【治るもの】だと思ってしまいがちだが、現実は厳しい。
それでも腐らずに生きる事のなんたる難しさよ。
不幸を受け入れて、今できることをコツコツとしていく。
そんな強さ私にあるだろうか。
病気が治る治らないは私には決められないけれど、あたえられた環境でどう振る舞うかは私が決められる。
どんな状況でもこれだけは奪われない。
私には自由がある。
とはいえ今は生き延びる事が大事である。
とりあえず死ななければいい。
死なずに生きてればいつかチャンスがくる。
それまで耐える時期。
私が命に期待するんじゃない、命が私に期待している。私がどういう態度で生きるか、命は見ている。
そう、私は今最高に調子が悪い。
過食衝動も止まらないし希死念慮もある。早くクリニック行きたいけど土曜しか空いてないからそれまでなんとか生き延びる。
調子が良くなる時をじっと待つ。
ただ生きる。生きる。生きる。