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妊活=母活 いっそ仕事やめていいってよ

私は今、一人であること、無職であること、つまり暇人であることをいいことに、妊活において私がやっていることは、エグいくらい沢山ある。
妊活ジンクス、食生活、生活習慣、サプリ、温活などなど。それらについては、結果が出た後でしか説得力を持たないと思うので、改めて書こうと思うが、マインドについては全ての人が試しても損はないと思うので、今日はそれについて共有したい。

思い込みが現実になるとよく言うが、つまりは逆を返せば思い込んだことしか現実にならんと言うこと。
行きたい学校も行きたいと思わなければ、その学校を受験できないし、そこ合格できない。行きたい会社もそこに応募しなければ就職できない。
つまり、妊活をしている時点で、もう既に自分が母であると思うことが大事なのだと思う。というか、デキ婚の人も世の中にはいるが、母になる前の何がしかのことをしたのだから、もう母になる手前から(その期間が一瞬であろうが長かろうが)みんなもう母なのだ。
スピリチュアルな話をするわけではないけど、人は何もないところから生まれるのではない。卵子と精子によって生まれるが、その卵子と精子は人から生まれており、その卵子と精子も突然生まれたのではなく、各々がこれまでの時間、生活をし、ご飯を食べて、運動をして、色々な経験を積んで成長し、その中で生まれている。そんなあなた自身も誰かから生まれていて…と遡ればキリがないが、つまり人は妊娠した瞬間から突然母になった!ということではなくて、この地球上の流れの中で、「母」という準備できた心と体があって、そこに赤ちゃんの魂が宿ると言ったら良いのでしょうか。

例えば、今私が就活をしていて思うことは、もっと資格とか取っておけば良かったーということばかり。世の中には無スキル・無資格・無学歴で雇ってくれる会社なんてそうない。当然ながら準備しておいた人ほど、就職活動もストレスなく即終わり、希望の会社に就ける。
でも資格を取る段階では、就職先の保障はなかったはずだ。それでも、その先の未来を信じて努力した人の方が、何もしなかった人より有利なことは言うまでもない。

つまり、この現実の世界に子供がいるかいないかであなたが母であることが決まるのではない。母になると決めたなら、もうあなたは母でなければいけないのだ。

だから、私は一人の時間にはもう100%母のマインドで、今自分は妊婦であると(完全に)思いながら生きている。
母であるからと言って、根本の人間性が変わるわけではないが、
人と話す時や街で暮らす中でも、母として話したり生活するので、子供が見てるかもしれないと思って自分勝手な態度は取らないようにする。
母だから、危険なことはしないようにする。(壊れたチャリに乗らないとか、危なそうな通りは通らないとか。)
母だから、ちゃんと自分か誰かが愛情を込めて作った栄養のある食べ物を食べるようにする。
母だから、片付けや掃除をこまめにするようにする。
母だから、朗らかに温かく笑うようにする。
母だから、規則正しい生活をする。
母だから、全ての生きとし生けるものに、優しくあろうとする。
自分の理想の母親像を作り、その生き方をする。
でもそれって多分、本当に妊娠してたら、お腹の赤ちゃんに集中してしまって意識してできる余裕がなくなってしまうのだろうから、それを意識しながらできるのは暇人である妊活期しかないから、だから母になることを体と脳にこれでもかとすり込んで、習慣化する練習のための期間=それが妊活なんじゃないかと思う。
つまり妊活とは妊娠のためにする活動なんじゃなくて、母になるリハーサルのことを言うのだと思う。

修行がないと、その道のプロにはなれない。
それで、プロ母として認められた時、お空の赤ちゃんが安心して「母」の元に来られるのかもしれないと思う。
バリキャリ女性が母活が苦手なのは、バリキャリ女性は別のことでのその道のプロであって、プロ母ではないからだ。
私は、今無職という強制妊活月間に入っており、母になることに集中せざるを得ない状況が続いており、いつまで経ってもなかなか就職こそできないが、それは未来の赤ちゃんが私に入念に母リハーサルをさせたいからなんじゃないかという気さえ最近してきた。なぜなら私はこの人生の大半は、子供が欲しいと言いながらも、私の理想像の「母」とは程遠い生活をしてきたからだ。

もし私のように「母」とは真逆の人生を生きてきたなら、この妊活期間に一層集中しなければいけないことは言うまでもないだろう。
自分のやりたい仕事を謳歌して、それに何よりも生きがいを感じている人は良いだろう。その楽しさや悦びを赤ちゃんに伝えられるくらい大きな心を持ったあなたはもう既に「母」だからだ。
でも仕事をしながらも、赤ちゃんが来ることが心配で、不安で、を繰り返して過ごしている人は、いっそ仕事をやめてみても良いと思う。お金のことが不安かもしれない。
でも正直、赤ちゃんにはお金の価値は成長するまでわからない。赤ちゃんには、お金を運んでくれるママよりも、自分のママがより愛情あふれる「母」であることの方が重要であると思う。

だからママになりたいなら、落ち込んでる時間なんてないんだ。母修行がまだ全然足りてないんだから。
と、今日の文章は半ば自分への催眠のように言い聞かせている。

でも思い込まなければ、現実にならない。
だから、思い込んで思い込んで思い込むんだ。
もう既に紛れもなく自分は、可愛いベイビーの「母」なんだと。

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