継続のコツは、馴染ませる、ぶらさない、真似しない。
こんにちは。パラレルキャリア情報発信メディアchoice!です。今月のテーマは「パラレルキャリアを続けていく上で必要なこと。」
先月のWOMAN TIES開催記念特別記事「無理せずパラレルキャリアを継続させていくコツとは?」の中に登場する継続のコツについてのアンケート結果では、ワクワク感を大切にする・健康管理・スキマ時間の活用など様々な回答結果がありました。
もちろんこれらは大切な要素のひとつ。ただ、それよりもっと根本的な部分で、編集部Oが感じている継続のコツは、「自分の生活がパラレルキャリアが当たり前の状態に(自然に)変化していくこと」だと思っています。
▼パラレルキャリアが当たり前の状態とは?
以前、私はこんな記事を書いたことがあります。
パラレルキャリアを知ってしまったこと自体が、もしかしたら"しんどい"のかもしれない
https://note.mu/choice_tim/n/n95af0e0446b1
ここで、私は「パラレルキャリアを知らなければしんどくなることもないのに、もう以前の生活には戻れないと思う」というような内容を書きました。
これは別にパラレルキャリアの状態を続けることが目的なのではなく、あくまで“自分がなぜパラレルキャリアをやっているのか”という大目的があってはじめて、パラレルキャリアが当たり前の状態で継続できていると考えています。
前回のYさんの記事で
ですが、今までシングルキャリアでやってきた人にとっては、パラレルキャリアはやり方も考え方も変えていく必要があります。
金銭的・時間的・労力的にも負担がかかります。それでもやっていきたいという思いや続けていく理由があるのだったら、これらの負担はきっとなんとかして乗り越えられるでしょうし、そこまで強い思いや続ける大きな理由がないのだったら、これらの負担は結構キツイものになるかもしれません。
まさにこの通りで、キャリアを増やすのだから必ず負担が増えていくし、おそらく続けている限りはその負担も継続します。その負担を無理して続けているという感覚がなくなり、生活に馴染んで初めてパラレルキャリアを続けるという選択肢が自分の中で生まれるのではないかと考えています。
▼目的さえぶれなければ、本業とパラレルキャリアは垣根がなくなる。
もちろんキャリアの目的は常に変化するものだし、その目的がパラレルキャリア以外の方法で解決できるのであれば、別に無理してパラレルキャリアなんかやらなくてもいい。
本業AとパラレルBで全く別の分野のことを行っていたとします。本業Aは元々やりたいことではないけれど、長年続けてきた生活のために行っている仕事だった場合、たいていパラレルBで自分の興味のある分野の仕事をし自己実現をしたいと考えます。
しかし、パラレルBの方が負担を負ってでもチャレンジしたい分野の場合、この平行の活動が長くなればなるほど、本業Aに対しての疑問が湧いてくるのです。「あれ、なんで本業Aを続けてるんだっけ?」と。
そこで本業Aに対する納得がいく答えが見つかるのであれば、パラレルキャリアの状態を続ければいいし、もし本業をパラレルに寄せることで解決するのであればパラレルをした結果からのシングルへ戻ったり、パラレルキャリア7つの形の分類でいう、自己実現型からワークライフブレンド型やキャリア展開型への目的の変化だってあり得ると思うのです。
これらは全て、自らの軸や目的がはっきりしていないとぶれてしまいます。パラレルキャリアはあくまでも、自分の目的を達成するためのひとつの手段にすぎません。
▼憧れ先行型では継続できない。
今までイベントなどで、パラレルキャリアに興味がある、はじめてみたい!と仰っている方に何人もお会いしたことがありますが、話を聞いている中で「あ、この人挫折しそうだな」と感じる人は、ずばり憧れ先行型の人。
たとえば「こんな人みたいに発信すれば私もメディアに出れるかもしれない」とか「企業とタイアップして私もアピールしたい!」とか「パラレルキャリアって言えばなんか仕事できそう!」という思いが先行していると、自分の目的や情熱よりも、自分とは違う他者への憧れの方が強いため、金銭的・時間的・労力的な負担にぶつかった時にフェードアウトしてしまう傾向が強いです。
はじめるきっかけは憧れでも全然いいと思うんです。
それが「あの人みたいになりたいからあの人の真似をしよう」となるから続かないのです。“あの人になりたい”のではなく“あんな状態に自分もなりたい”だという大事な部分を曖昧にしてしまい、他人のやり方を真似てもうまくいくとは限らないのに、同じやりかたで芽がでなかったからといって諦めてしまうのがもったいないのです。参考にするのはOKですが、真似する・比べるはNG。
もし、こんな理由ではじめようとしている人は、今一度「自分のどんな目的」を叶えるためのパラレルキャリアなのかを整理してみると、パラレルキャリアを継続するヒントが見つかるかもしれません。
とはいえ、ひとりで整理できない、参考になる話が聞きたい!そんな方はぜひ一度WOMAN TIESに参加してみてください。きっと何か一歩踏み出すヒントが得られると思います。
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