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パラレルキャリアを知ってしまったこと自体が、もしかしたら"しんどい"のかもしれない

こんにちは。パラレルキャリア情報発信メディアchoice!です。

後半は編集部Oがお届けします。今月のテーマはずばり、「パラレルキャリアをやっていてつらかったこと」。

私が仕事以外にも何かするといういわゆるパラレルキャリア的な活動をはじめて、もう何年になるのかな~と思ったのですが、なんだかんだ少なく見積もっても6年ぐらいは過ぎている気がします。

とはいっても、私の活動はどちらかというとのらりくらりとその時にやりたいことをやっていて、その時々で活動の内容も変化してきていており、これがいいのか悪いのか自分でもよくわかりまんが、こんなのらりくらりとしているからこそ感じてしまう“つらい、しんどい”について、お伝えしていきたいと思います。

「自分が何をしたいのかわからなくなってしんどい」

いままで料理教室のアシスタント、料理イベント、イベントの企画運営、カメラマン、デザイン、外国人向けのアクティビティなど、流れに身を任せながら自分がやってみたいことや興味があるものに関して幅広く活動を行ってきました。

いままでやってきたことはすべて無駄ではなく、それぞれがリンクして経験として活きてきてはいるものの、私の場合、Yさんのように時間管理の講座やコーチングなどの具体的なコンテンツを持って活動しているわけではなく、いわゆる「コレといえば○○さん」がないのがいつも悩みの種で、「結局、私って何がしたいんだっけ」と思ってスランプになってしまうことがしょっちゅうあるのです。

パラレルキャリアをはじめたはいいけど、結局続かなくてやめてしまったという人の理由としても、もしかしたら多いのかもしれません。

実はつい最近も同じようなことを考えてスランプになっていたときに、ふと、choice!のバックナンバーを読んでいて去年の6月に自分が書いた記事にぶつかりました。

「普通に会社員をやっているだけでは、気付けなかった3つのこと。」https://note.mu/choice_tim/n/n523297207245

北海道の名寄だって、おいしいトマトジュースだって、きっと知らなくても生きていけるけど、こんな風に普通に生活しているだけでは交わることのない人やモノとの出会いや経験を積み上げていくことで、もっと自分の人生に深みが出て楽しくなる。

パラレルキャリアは絶対やる必要があるものではないけれど、パラレルキャリアに一歩踏み出してみることで、自分がやりたいことを諦めずにチャレンジできたり、いろんな経験を積んで成長できるきっかけになるならば、それは自分にとってやってみる価値がある、そう考えています。

そうなんです。ずっと一貫している活動はないけど、いつでも活動の根底にあるのはこの価値観なのでした。つらくなったら、なぜ自分がパラレルキャリアをやっているのかを思い出してみるのがスランプ脱出の秘訣かもしれません。

「パラレルキャリアを知ってしまったこと自体がしんどいのかもしれない」

そもそも、私が会社以外の活動をはじめようと思った理由のひとつが「現実逃避」でした。特定のやりたい活動があったというよりは、会社の仕事とは違う刺激がほしい、会社の仕事がしんどいので息抜きしたい、彼氏と別れて人生リセットされた気持ちになった、生活に活気がほしい、楽しいことがしたい、最初はそんな理由で活動をはじめたような気がします。

しかし「現実逃避」だったものが活動していく中で「自己実現」に変化し、いつも間にかパラレルキャリアがある生活のほうが自分の中でのスタンダードになりました。

別にやらなくたっていいんです。パラレルキャリアなんて。

パラレルキャリアをやっていない状態が一般的に考えたらある意味「普通」なのに、パラレルキャリアがある生活が当たり前になってしまった今、活動がうまくまわってなかったり、何をどうすればいいかわからなくなってしまったとき、正直、めちゃくちゃしんどいんです。

パラレルキャリアをやっていなかったらしんどくなることもないのに。これが普通の会社の仕事だったら、ある意味問題や課題が起こったとしても解決できる方法はある程度わかったり、相談できる人も一緒に解決してくれる人もいるのに。パラレルキャリアは自分自身で責任をもって解決していかなければなりません。

それでも、私はもう以前の生活には戻れないような気がしています。

なぜなら、しんどいこと以上に、パラレルキャリアの活動している中で自分自身が精神的にも支えられてきたこと、パラレルキャリアをやっていなければ辿り着けなかったモノや経験、一緒に悩んでくれる意見を言い合える仲間との出会い、また、先頁にも書いた考え方や価値観を身に着けられたことが、何よりも自分の中で大切なことになっているからです。

フラフラしてても、活動に一貫性がなくても、時にはしんどくても
それでもパラレルキャリアをやってみようと試行錯誤してみることで
きっと何か得られる、そう思っています。

一緒に楽しんで活動していきましょう。
頑張るみなさんをchoice!も応援しています。

#パラレルキャリア #つらかったこと

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