noteを1記事作成するのに何時間もかかっていた私が、楽しくスムーズに文章を書けるようになった方法
こんにちは。choice!です。
今日はいつもと少し趣向を変えて、文章がスムーズに書ける方法と本のご紹介をしたいと思います。
パラレルキャリアをされている方、目指されている読者の皆様は、情報発信されていますか?
既に、noteやブログなどで文章を定期的に書かれている方も、これから書いてみたいと思われている方もいらっしゃると思います。
皆様はスムーズに文章を書くことができますでしょうか?
私、編集部K自身は、choice!編集部加入当初、文章を書くことに対して、どこから手を付けていいのかわからず、考えもまとまらないまま、時間だけが何時間もかかっていました。
様々な文章術の本を読んでみましたが、うまい文章を書く方法や組み立て方を知ったところで、気持ちを伝える文章を書くことができませんでした。
そんなとき知ったのが、エンパシーチャートというシートを使って、スムーズに想いを伝える文章を書く方法(エンパシーライティング)でした。
中野巧さんという方が開発した、このエンパシーライティングを「6分間文章術」という本で知り、早速いくつかのchoice!記事のテーマで実践してみたところ、これまでの1/4くらいの時間で、書きたいことをまとめることができたのです。
やり方はとても簡単で、
Step1:質問に答えて、エンパシーチャートというシートを「埋める」、
Step2:付箋に書いたキーワードを「貼る」、
Step3:キーワードを「つなぎ」文章にする。
書きたいテーマが決まったら、この3Stepを踏むだけで、文章ができあがります。難しいことはほとんどなく、小学校でもその方法が採用されるくらい、とても簡単な方法です。
質問の答えを出したり、付箋でキーワードを出すのが、ゲームのようで楽しくできます。実際、今この文章もエンパシーライティングで書いているんですよ。
それでは、実際にこの記事を書くために、つまり、「スムーズに文章を書く」をテーマに用意したエンパシーチャートをご紹介しながら、エンパシーライティングについて簡単にご説明しますね。
まずStep1の「埋める」では、10個の質問に対する答えをシートのマスに記入します。(下記の①~⑩の質問の答えを、画像の①~⑩の箇所に記入)
① この文章で達成したいゴール(目標等)はなんですか?
② この文章を読んで、ワクワクしている人はなんと言っていますか?
③ ②のセリフを言っている人はどんなポジティブな感情をもっていますか?
④ あなたは、この文章を読んでポジティブな気持ちなった人に、どんな行動をとってほしいですか?
⑤ ポジティブな状態になったのは、あなたがどんな言葉がけをしたのがきっかけですか?(キーワードで出す)
⑥ ③とは真逆のネガティブな感情は?
⑦ このネガティブな感情をもっている人はなんと言いそうですか?
⑧ ネガティブな状態になった背景・本音(行動をストップさせている原因)は?
⑨ ネガティブな状態を受け入れるために、どんな言葉をかけますか?(キーワードで出す)
⑩ このエンパシーチャートのテーマを一言で言うとなんですか?
では、実際に今回の記事では質問にどのような解答を出したかというと・・・
① この文章(記事)で達成したいゴール(目標等)はなんですか?
→この記事を読んで、noteの記事を書いてみようと思ってもらい、実際に書いてみたらスムーズにかけた!と感じてもらう。
② この文章(記事)を読んで、ワクワクしている人はなんと言っていますか?→これならできそう。やってみよう。なんだか書くことが楽しくなりそう。
③ ②のセリフを言っている人はどんなポジティブな感情をもっていますか?
→ドキドキ、ワクワク。楽しそう。これはすごい!
④ あなたは、この文章を読んでポジティブな気持ちなった人に、どんな行動をとってほしいですか?
→シート(エンパシーチャート)を手元に用意してもらう
⑤ ポジティブな状態になったのは、あなたがどんな言葉がけをしたのがきっかけですか?(キーワードで出す)
→何時間もかかって書いていたが、1/4で書けるようになった(短時間)
シートを埋めたり、付箋を貼ったりとゲーム感覚で楽しい(ゲーム感覚)
参考書はこれ、シートもダウンロードできる(本の紹介)
小学校でも採用されるなど、誰でもできる(誰でもできる)
こうやってやるんですよと見せた(実演)
⑥ ③とは真逆のネガティブな感情は?
→面倒、無理、つまらない、できない。
⑦ このネガティブな感情をもっている人はなんと言いそうですか?
→シートを書くなんて面倒くさそう。本当に書けるかわからない。
⑧ ネガティブな状態になった背景(行動をストップさせている原因)は?
→時間がない、面倒くさい、書けなかったとしても問題ない。
⑨ ネガティブな状態を受け入れるために、どんな言葉をかけますか?(キーワードで出す)
→楽に書けるようになる(楽)
短時間出かける(短時間)
ゲーム感覚で組み合わせて書ける(ゲーム感覚)
私も実際に書けたし、誰でもできるやり方(誰でも)
書けたら、パラレルキャリアへが一歩前進する(パラレルキャリアが進む)
実際に見てみてください(実演)
⑩ このエンパシーチャートのテーマを一言で言うとなんですか?
→楽しくスムーズに文章が書けるエンパシーライティング
これで6つのマスを「埋める」ことができました!
次のStep2の付箋に書いたキーワードを「貼る」作業に進みます。
Step2では、シートの⑤と⑨に貼り付けたマスの付箋を貼り替えていきます。
ここで、マスの並び方についてご説明します。左から右に向かって時間が経過していき、下から上に向かうにつれて感情が冷静な状態から、ワクワクする状態に向かっていくようにマスが並んでいます。
さて、まず付箋をマスの横によけて画像のように、チャートの左下から右上に向かって曲線を入れます。
直線ではなく曲線を使うのは、文章の起伏をイメージしているからです。物事は直線的に変化が起こるのではなく、変化しながら進んでいくので、それを視覚的にも表現しています。
フリーハンドの適当な曲線でOKなので、線が書けたら、付箋を貼っていきます。
付箋は3つに分けて貼っていきます。マスを縦に3分割して考えます。
左の列→【なぜ?、どんな?】といった、先を読み進めたくなる内容
中の列→【なるほど?】となるような、【なぜ?、どんな】についてなるほどと納得できる内容
右の列→【それならば】と行動したくなるような、【なぜ?】【なるほど】を踏まえて一歩踏み出すための内容
この3つの列の中で関連する内容に付箋を貼っていきます。
実際に今回の記事では、
左の列→【なぜ?、どんな?】
・誰でもできる
・短時間
・ゲーム感覚
中の列→【なるほど?】
・実演
右の列→【それならば】
・楽
・パラレルキャリアが進む
・本の紹介
の付箋をシートに貼り付けることができました!
これで、キーワードを貼ることができましたので、最後のStepに進みます。
Step3はつなぐこと。
Step1でキーワード化した内容をもとに戻しながら、文章表現を整えて文章をまとめていきます。
実際に今回の記事では、付箋に記入したものを文章化し、この記事が形になりました。
これで、3Stepの作業が完了です。
私自身は、このエンパシーライティングを初めてやってみた時、これまで悩んで書いていたのが嘘のように、スムーズに文章が書けるようになったので、なぜなのだろうと不思議に感じてしまいました。
著者の中野巧さんによると、
文章が苦手な人は、
・文章の内容を考えながら
・文章構成にも気を配り、
・表現豊かな文章を書くことを、
すべて同時にやろうとします。
とのことです。
これを3つのStep
Step1「埋める」:内容(メッセージ)をとにかく出す
Step2「貼る」:文章構成だけを考える
Step3「つなぐ」:文章表現を整えて完成させる
に分解するから楽にできるのだそうです。
私は文章を書くことが本当に楽になりましたし、パズルを埋めていくような感覚があり、楽しく書けるようになりました。
今までは記事を書く前に、「どうしよう?」と思い詰めすぎて、「胃に穴があくんじゃないか?」と思ったこともあります(笑)
でも今は、「エンパシーライティングを使えば、書ける!」と気楽にスタートできるようになっています。
いかがでしょうか?
今回はこの記事自体の作成を例に、私編集部Kが楽しくスムーズに文章がかけるようになった方法をご紹介しました。
エンパシーライティングをやってみたい!と思った方は、エンパシーライティングを紹介している書籍『6分間文章術 中野 巧(ダイヤモンド社)』や著者のサイトを参考にしてみてください。
パラレルキャリアを目指す人は、ライターなどの書く仕事を目指すのではなくても、情報発信をしていくことは重要なことだと思います。
アウトプットすることで、自分の考えを整理することができ、目指すところがよりクリアになること。
また、知らない人とつながることができたり、発信をすることで仕事が来るようになる可能性も高まります。
これまで書くことを避けてきた方も、パラレルキャリアのキャリアアップを目指すなら、ぜひ、書くことを始めてみてくださいね。
今回の記事がスムーズに書くきっかけになったらと思います!
いっしょに頑張りましょう♪
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
6分間文章術――想いを伝える教科書 中野 巧 ダイヤモンド社
「共感」を「結果」につなげる文章作成法──エンパシーライティング・中野巧の公式ブログ
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・