奇妙な話 3部作 睨む女(2/3)
いつもは、仕事に関する事をnoteしているのですが、今回ちょっと趣向を変えて、私に起こった奇妙な話 3部作の2作目「睨む女」を投稿しようと思います。
私が中学1年生になった年のGW、父親が新車を購入したのをきっかけに、家族でドライブに行くことになりました。
海沿いの綺麗な景色を見ながらのドライブとなりました。
途中、立ち寄った港近くの小さな個人経営の洋食店で昼食をとることとなり、そこで「睨む女」を見ることになります。
店内は、4つくらいのカウンター席と、3つのテーブル席だったと思います。
そこに、40代くらいと思われる男性マスターと、テーブルに1組のカップルがいました。
私たち家族は、2つのテーブル席に着くことにしました。
そして私はカップルの彼女の隣の席に着きました。
何を食べようかと、メニューを見ていたのですが、何か誰かに見られている感じがしていました。
オーダーを決めた後、何か見られている感じが気になり、その方(カップルの彼女の方)を向いて見ると、目を見開きものすごい剣幕で私を睨んでいました。
↓こんな感じ。。。
(ちなみに、こちらは鳥居みゆきさんのインスタ)
え!? 何でこんな睨まれ方をされなければならないのだろう?
この彼女の迷惑になるようなこと何かした?
いや!思い当たることは何もない。。。
もしかして、せっかく二人きりの良い雰囲気に家族で割り込んでしまったから?
なぜ!?
なぜ!?
なぜ!?
と、思っていると、彼氏が「どうしたの?」と彼女に聞いた時、彼女はハッと、我に返ったように、「何でもない。」と答え、その後は、睨まれることなく、赤の他人の別々のお客に戻りました。
その後大人となり女性とは何度か、ケンカ状態になったことはありますが、あんな顔をされたことは、あの時が最初で最期です。
私思うに、あれが憑依というヤツだったのではないかと思っています。
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