第32回週刊超合金【運】
「二人の囚人が鉄格子から外を眺めた。 一人は泥を見た。一人は星を見た。」
Two men look out through the same bars: one sees the mud, and one the stars.
フレデリック・ラングブリッジ Frederick Langbridge
同じ境遇でも考え方次第で運の良さが変わる。
私の青臭い考えとして、「運は自分の努力により引き寄せるもの、行動しない限りを良い結果がついてこない」というのを持っています。
ここを出発点として、運とは何か? 自分の今の考えからもう少し掘り下げて考えてみたいと思います。
こんにちは、幸運の星の元に生まれた超合金イワシマです。皆様いかがお過ごしでしょうか?
運と言えば有名なエピソードに、パナソニックの創業者松下幸之助氏の自社での採用の話があります。応募者に「あなたは運が良いですか?」と聞き、「運が悪い」と答えた人はどれだけ優秀でも不採用にしたということです。
経営の神様とも呼ばれる松下幸之助氏が、運という曖昧な要素を採用基準にしたのは何故でしょうか?
私は、運と上手くつきあえる人をフィルタリングするためにこのような質問をしていたのだと思いました。
一方で、多くの人は原因の良く分からない出来事に対して「運」という言葉を使います。しかし「運」という言葉を用いたとたん、それが解となり人は考えること、行動することを辞めてしまいます。成長しなくなります。運は使いどころが重要だということです。
勝敗が頻繁に決定するスポーツを嗜むうえでも、運の力を味方にすると好結果が生まれるでしょう。
ではどうすれば運と上手くつきあれるようになるのでしょうか?
◆運というツール
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