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Our Whereabouts 往復書簡

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サードブロガーいぬじん氏と、テンポラリー育休ニートぺりおとが、お互いの小確幸を綴る往復書簡。 ※記事内のマガジンへの固定リンクはユーザー名変更により、デッドリンクなってしまってま…
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2019年3月の記事一覧

結局、ひとりが好きなのね。寂しがりやでもなくなってきたからね。

ひさびさに往復感が増してきた。 それでは、ぼくのほうもAIで返してみよう、ということで、なぜぺんぎん氏は今、コミュニケーションやクリエイティブに回帰しているのか、その原体験、好きだと感じた理由、うれしかったこと、楽しかったこと、などを聞いてみたい(もうだいぶ書いてくれているかもしれないけれども)。 少し時間を置いて書いてみようと思っていたが、いまひとつクリアにならないので書きながら考えようと筆をとった次第である。だが、その前に。 それで、なぜ自分はファシリテーションやワ

WORKING LIKE A DOG

ぺんぎん氏からとてもあたたかい返事が来た。 これは単なる公式の当てはめというだけでなく予感でもある。人事はクリエイティブを求めている。デザイン、といってもいいだろう。組織の在りようをデザインすること、組織と人の関係をデザインすること、そこにはクリエイティブが必要だ。広告業界の組織人事へのコンサルティングもニーズが高まっているようだ。必ずしも販促や広告の仕事だけではないということだろう。いぬ氏のしているファシリテートというのは、まさにその生まれつつある間隙ということだろうとも

Maybe you’re the same as me We see things they’ll never see

レスポンス書簡。 どこか、勝手にいぬ氏がクリエイターには憧憬を持ち続けていたのではないかと思っていたことを告白しておく。やり口はいろいろと違えど、結局全てはつくることに関わる活動≒クリエイティブということと考えているのだろうと思っていたので、古臭くいえば、なんでもクリエイティブという手口ニュートラル的に創造活動をしたいのだろうと。まあ、もちろん創造のプロセスを促進(ファシリテート)することもクリエイティブ活動であるとは思う。 とはいえ、俺の中ではやはり個人でクリエイション

ハロー、元コピーライター

ぺんぎん氏の活動量が増えてきそうで楽しみである。 さて、ぼくは会社人生の半分以上を広告クリエイターとして過ごしてきたのだが、今はまったくそういう仕事はしていなくて、むしろ広告の仕事自体もあんまりやっていない。 だけどプライベートならクリエイターとしての活動はありえるのではとぺんぎん氏が気を使ってくれた。 うれしかったし、実はもうプライベートでも広告表現には関わってなくて、かろうじて表現活動といえるのがブログぐらい、という状況なのを申し訳ないなとも思った。 実際、ちょ

一方、ペンギンはおしゃべりを再開した

上野でクリントイーストウッドの最新作「運び屋」を見てきた。イーストウッド作品は2000年代以降はだいたい映画館で見ている。学生時代に凄いシネフィルがいてそのひとの影響である。ま、俺もアメリカ映画で卒論書いた人なので。いま、イーストウッドを見ることは、本当に人生まさしく終焉を迎えようとしている存在を見ることでその緊張を味わいにいくという感じがある。90歳で監督兼主役とか異常なことである。写真は上映後に食べた贅沢さくらソフトクリームである。 * さて、書簡を面白く読んだ。思い

おしゃべりはここまでだ

ぺりお氏がスキミング被害にあったそうで、金額も少ないし返金されてよかったなあと思いつつ、ちょっと前にぼくも住所変更届(たかが住所変更届である!)がネットでできないタイプの銀行のカードを持っていたせいでこのクソ忙しいときに平日の9時から15時(いったいそんな時間帯にどんなサラリーマンが気軽に訪れると思っているのだろうか!)までしか空いていない窓口におじいちゃんおばあちゃんたちと一緒に並ばされた上に、前の客が時間がかかっているからと長々と待たされ、ようやく呼ばれたと思ったらトラブ

Amazonクラシックカードでスキミング被害になったんで注意喚起など

いぬ氏から個人連絡でちょっとお忙しいということを聞いたが、俺はホットな出来事があったので往復書簡ながらに往路を増やしておきます。 タイトルどおり、Amazonクラシックカードでスキミング被害にあったようです。たぶん。Amazonにも三井住友カードにも確認してカード再発行と返金依頼をしておきました。 正直、なにを買われたかとか、どこでやられたかがよくわからないというのが嫌な感じなんだが、やったこととか事象をつらつらと箇条書きしてみる。 起こったこと・マネーフォワード連携で

働く意味というものは考えても湧いてこなかった、少なくとも自分の場合。

「この指とまれ」なんだから、興味のない人はとまらなくたっていいのである。そこを無理にとまらせようとするから色んな不幸が起こる。 これはよくわかる続けてのところも。 「この指とまれ」と言ってもとまらないけど、だからといって他のどの指にもとまらないし、だったら自分の指を出せばいいのにそれもしない、という人は、とりあえず誰かの指にとまってみて、そこで一度他の人のやりたいことを共にしてみる経験も必要だろう。サラリーマンをするというのは、そういう意味でしかないと思っていて、運よくそ

ぼくらはもっと素直に働いていい

ユーグレナ社の個人投資家説明会に行ってきたぺんぎん氏が、業績よりも社員が大事にされているかどうかが気になった、という話を面白く読んだ。 つい最近も、仕事をやらされるのと、やりたいからやっているのとでは大きな違いがある、という話を同僚としていて、それはまあ当たり前で、となるとやりたいことだけをやるには二つのシンプルな選択肢があるだけである。 1.やらされてる仕事はやらない 2.やらされてる仕事をやりたい仕事に変える 当然ながらサラリーマンにとって重要な技術は後者であって

肩書きについて書こうと思ったけど、日常がたりでだいぶ長くなってしまった(星野源とユーグレナ篇)

書簡を貰ってからしばらく返信があいたが、そのあいだに、計算高い星野源ライブを見たり、ある企業の個人投資家説明会というのに出てみた。往復書簡ゆえ簡単に報告する。(と書いたが、書いてみて結構なボリュームになってしまった) 星野源ライブは一言でいえば自然体を大規模のなかでやるというものだった。服装、演出、MC、もろもろが自然体。終始パーカー姿の源氏だった。とはいえ、演奏はリッチ。バンド+弦楽器、管楽器、ダンサー入りでコスト高な感じのメンバーであった。かけるところにカネをかけていて