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白でも黒でもなく

初めに

こんにちは。
Chofu@旦那です。
今回は常々考えていることを吐露してみます。
愚痴ではないですが、読んでいて不快になられたらすいません。

経験と体験

今の仕事をする以前は、専門学校の講師や音響エンジニア、作曲家、ラジオディレクターなどやっておりました。
講師の時も結局は音響や配信、作曲を教えていたので自分ができることの延長線上にいました。
現在もそれは変わりません。
なんだかんだ、「テクニカルエンジニア」みたいなことを仕事にしているわけです。
そして今もそうです。
カメラをオペレートしつつ、動画としての先をなるべく読むようにして現場ではディレクション(指示出し)や音が大丈夫かを気にかけ、収録後は編集や整音、必要であればテロップを作り文字のアニメーション作ったりと、結果は異なれど私自身の心境としてはエンジニアやオペレーター、もしくはクリエイターであることには変わりません。

エンジニアであることは理路整然とするべきポイントも多く、感覚値だけではどうにもならないものもあります。
そのためにもアカデミックに体系立てて学ぶことはすごく重要だと考えます。
カメラの振り方にしても音声を収録するにしても、作品を作る一端でしかなくそれぞれが合わさって出来上がる総合芸術・技術的な側面を持ち合わせているのが映像作品になります。
舞台も同じですね。
菅井も学んでいる最中です。
これらは、小中高と学んできた先にあるもので、教育は体系立てて学ぶ良い機会だと考えます。
科学的だし、「なぜ、それがそうなるのか?」を理解するのに必要です。
とはいえ、それは先生の力量により左右されることが大きいですが。

精神的な体験

ただ、人間が科学的な物だけを得られれば良いかというとそうでもないと思います。
菅井も占いも好きですしオカルトも好きです。
自身でもタロットや手相をやります。
人相学も少しわかるようになってきたので、どういう傾向のある人なのか?を理解するのに役立ちます。

それに、音楽で涙するのは科学的に分解できた時(音楽にも音楽理論が存在します)ではないですし、映画で恐怖や怒り悲しみを共有するのは科学ではなくむしろ経験や体験、心の動きによって理解し共感したときだと考えています。
ですから、生活するにあたり科学的なことも精神世界も大切だと考えています。
心の状態が良くなければ体調にでるし体調が悪ければ心も疲れてしまう。
体と心は不可分です。

吐露

実は私自身、学習障害の傾向にあります。
発達障害の一つで先天的なものですが、現在、学習障害の傾向を補うための装置が沢山ある為そこまで苦労はしていません。
具体的に言えば、算数(数学ではなく)が苦手です。
なので、スマホや電卓などは出す機会が多いです。

心療内科で一回見てもらったことがあるので大体正確かと思います。
ちなみに、診断が下りているということではないです。
そこの病院曰く、「成人の場合、1ヶ月ほど通院しないと判断できない」とのことで、そういう傾向にあるということだけを伺いました。

障害について

発達障害や学習障害は「障害」なので病気とは別で完治することはないです。
どういうことか?といいますと、四肢欠損している人に「手を生やしてよ」と言っても手を生やすことができないように、発達障害・学習障害(ADHDやASDも)の傾向にある人たちは、今日明日で対応することはできないです。
自分で自覚し、ケースバイケースを経験として積み重ねていくことでしか対応できません。
「みんなそうだよ?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、定型発達(健常者)の方々のように臨機応変にできる人もいればできない人もいます。

発達障害や学習障害etc…は1から100まであり本当に程度の問題があります。
一般的には数値化されているわけではないですが、ボーダーの人もいればガッツリ発達障害に分類される人もいます。

対応策

まず、自分がそうかもしれないという人は、自分の傾向を見極めたり心療内科で傾向を見てもらうが一番早いです。
そこからどうしていくかは、先生と相談のが良い人もいますし、自分で試行錯誤してくのがよい良い人もいるかと思います。
また、周囲の理解がすごく必要なのでそういう寛容な環境にあると良いのですが…

自分の子供や後輩、会社の部下がそうかもしれない場合は、見極めるところからになります。

また、「部下がそうかもしれない」と思っている人はまだいいですが、体育会系の仕事場だったりするといつもバカにされて理解が進まず本人が心を病むケースもあると思います。
すぐに笑い物にされたり嫌な経験しか積むことができず、自分の対応の振り返りなどができず結局堂々巡りになってしまいどちらにも利益にならない。という状況もあり得ます。

まずは、その人が発達障害なのか学習障害(ADHDやASDを含む)なのか?はたまたいくつかの領域を跨いでいるのか?
それからアドバイスをするときに言葉の方が良いのか文字(文字も手書きなのか活字なのか)が良いのかを見極める必要があります。
結局はケースバイケースになります。
なので、対応策としては本当に試行錯誤しかありません。

ただ、共通項としては、仕事ややらなければならないことの最終形を見せることが大切です。
つまりゴールを見せて、そこに到達するために何をしなければならないか?を噛み砕く必要があります。
簡単に言えば仕事をタスク(小さな作業)化することです。
「誰々がいつまでに何をする」みたいなものを積み上げていきそれをこなしていくという感じです。

終わりに

仕事の性質上、感覚が理論を上回ることもあります。
多分まだ理論化できていないだけだとは思うのですが、特に編集しているとそう感じる部分があります。
「なんでそのカットを先に持ってきたのか?」と言われると答えに困る瞬間は多いです。
その場で分析して言語化することはできるので説明はしますが…
(自分でハードル上げてる気がする〜!)

生活するのは本当大変ですが、写真や映像で何かみなさんのためになればお手伝いさせていただきますので、お声がけください。


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