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失敗体験談④〜意思疎通のエラー〜

動物相手の仕事ではなく「人とコミュニケーションを取りたい」と転職したDさん。

そんなDさんの失敗とは、、、

■失敗から得たこと


※写真はイメージです


畜産は動物が相手のため、意思の疎通が出来ず、私は転職をした。

転職先は、コンビニやスーパーなどに卸す弁当や総菜をつくる食品工場。
食品工場には多くの人が働いているため、畜産時代には出来なかった、人とのコミュニケーションをしたいと思って転職をしたのだが、食品工場内は私語厳禁だった。
あくまで私語厳禁のため、仕事上の会話はしても良いと思い、工場で働く人に挨拶をした。

工場には多くの人が働いているため、挨拶は多くの人にしなくてはならないのだが
私、「はじめまして。今日からお世話になります」
作業員、「挨拶なら、さっきしたじゃない」
私、「スイマセン」
別の作業員にも挨拶をすると
別の作業員、「私も、さっき挨拶をしたじゃない」」
私、「スイマセン」
挨拶をした人と挨拶をしていない人を私が間違えるのは、食品工場内は全員、マスク・白衣・帽子を着用しているため、誰が誰だかは分からない。

人とコミュニケーションが取れなければ、家畜時代と同じじゃないか。
そう思い、休憩時間に作業員に声を掛けると
私に声を掛けられた作業員、「???」
私、「仕事は大変ですね?」
作業員、「???」
私の言ってることが理解出来ないのは、外国人だったから。

365日24時間稼働する食品工場は、慢性的な人手不足。こ
れを解消するために、食品工場には多くの外国人が働いており、日本語しか話せない私では意思疎通が出来ない。

人とコミュニケーションを取りたくて他の職種に再転職をすることも考えたのだが、私が落ち込んでいると、そばに来て様子を伺ってくれる外国人が現れた。
言葉は通じないが、ジェスチャーで何とかやり取りは出来る。
この時に思い出したのは家畜時代。
動物も言葉は通じなかったのだが、ジェスチャーで意思を伝えることは出来ていた。

ジェスチャーだと、必要最低限のことを伝えるだけでも大変だから、人を傷付けるようなことはしない。
白衣・マスク・帽子を着用していると、相手が何を考えているか分からないが、自分も何を考えているか知られないで済む。

欠点は利点になり得る。
短所を長所に変えられたら、人生は豊かになることを、転職を通じて私は知り得た。

長く生きていれば失敗をすることもあるだろう。
でも、長く生きていれば、あの時の失敗があったからこそ後に役立つことはザラにある。
失敗は、貴方の人生に与えられた課題。
1つ1つの失敗を乗り越えることで、次のステージに行けるのです。


■まとめ


※写真はイメージです


コミュニケーションでエラーが起きることは多々あります。

そこで落ち込むのではなくDさんのように自分の捉え方や視点を変えてみることはとても大切であり、自分自身の成長にもつながります。

Dさんの体験談が皆さんのお役に立てれば幸いです。

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▼普段はグラフィックデザイナーとして活動しています♡
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