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アイラモルトに魅せられて

こんにちはー!

一年ほど前に国産ウイスキーを頂き、それ以来ウイスキーに興味を持っておりました。

贈り物が届いた。

最近では、ウイスキーについて語っているYouTuberさんの動画を見て、少しずつウイスキーについて勉強しているところであります。

といっても、そんなたくさんの種類のものを飲んでみたということもなく、スーパーで手に入るお手軽なものを買ってきてて、たまに飲んでみる程度だったのですが。

最近お友達にbarに連れて行ってもらい、初めてスモーキーなウイスキーというものに口を付けてみたのですが、その味がとても衝撃的だったのです。

「私の知っているウイスキーとは違う!!!」と。

それがラフロイグというスコットランドのアイラ島で作られたウイスキーでした。

薬品のようなつんとする香りの中に、喉を通った後にもあっと立ち上がる燻製のような香り。
なあにこれは!?

この燻したような香りはピートという泥炭によるものらしいです。

「ピート」とは、ヒースというスコットランド北部の原野に多い野草や水生植物などが、炭化した泥炭(炭化のあまりすすんでいない石炭)です。 ピートはモルトウイスキーの香りを特徴づける重要な材料です。

ピートの煙で麦芽を乾燥させ、そのいぶした香りが麦芽につくことによって、ウイスキー特有のスモーキーな香りが生まれるそうです。

barのマスター曰く、アイラ島ではピートを燻し香りがつけられたスモーキーなウイスキーが多く作られているということでした。

私が真っ先に感じたのは「海」。
磯っぽいというか、潮というか、海岸。
英国の灰色に曇った空に冷たい風が吹き付ける海岸、そんなイメージが頭に浮かびました。

アイラ島ではほとんどの蒸溜所が海に面しており、ピートに海藻が混ざるため、その海藻から付く香りによるものらしいです。

その衝撃体験をしてからというもの、心はすっかりアイラ島へ飛んでいってしまっています。

今はラフロイグともう一つ、ボウモアといい名前のウイスキーを少しずつ飲んでいます。

ボウモアは、アイラ島最古の蒸溜所で作られており、「アイラモルトの女王」と言われているそうです。

こちらもピートがしっかり感じられます。

女王って名前が付くくらいなので、女性的なのでしょうか。

たしかに、ラフロイグは力強く男性的だと感じました。
一方ボウモアは穏やかで芳醇な香りが女性的なのかもしれません。

私自身、幼い頃は浜辺がすぐそばにある所に住んでいたということもあり、海を見るととても懐かしい気持ちになります。

口に入れた瞬間、海を感じることができるこのアイラモルトのウイスキーの虜にすっかりなっている今日この頃です。

もしかしたら、海が好きな人はハマっちゃうのかもしれませんね。
知らんけど。

私はこれらのウイスキーを飲んでみて、スコッチウイスキーが好きだ、そしてやっぱりイギリスが好きだと再認識いたしました。

この辺の話はまた別の機会に。


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