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creepy nuts 武道館 1

Hip Hopなんて嫌いでした。うるさいし。
そもそも日本語の歌で好きな曲があまりなかった。だってクラスのみんなは音楽より顔なアイドル推しばっかりだったし。
斜に構えてBUMP OF CHICKENやRADWIMPSのゴリゴリに日本語に凝ったのを好きになった10代を経て、ふと、「日本語ださくない?」となった。
元々父親の影響で80年代アメリカンロックが好きで、大学入ってできたヒッピー崩れの親友と「歌詞よりフィーリングっしょ」とひたすらに英語の曲を聴いた。(まぁここでハウスやエレクトロやラップの耐性がついたと思う)
社会人になって、suchmosとking gnuとLucky TapesとTempaleyに出会って日本語の歌ともう一度向き合うようになった。
社会人になって、テレビなしのワンルームに住むようになってラジオに出会った。
オードリーのオールナイトニッポンを聞くようになった。しばらく飲み歩くようになって聞かなくなったけど、2019年あたりからまたラジオを聞くようになった。
そうしたら、若林がやたらにDJ松永の話をするではないですか。いや、誰やねん。creepy nuts って。不気味な金玉って。
でも、よふかしのうた、めちゃくちゃいいじゃん。

2019年の終わり頃から、creepy nuts の曲を聴くようになったけど、やっぱり「ノリがいいな早口だな」以外の感想はなく、歌詞を読むこともしなかった。
2020年になって、creepy nuts のラジオを聞き出した。中学生男子みたいなくだらないやりとりと、たまにするアツい話にコロリとやられた。

初めて聞いてから約10ヶ月、一回も聞き逃さずラジオを聞き続けた。YouTube で、昔の「悩む相談室」も聞いた。どんどん2人を好きになって、比例するようにメディア露出もどんどん増えて、どんどん好きになった。
最初に武道館チケット売り出した時はまだ聞き出しで、チケットを買わなかった。コロナ禍がどんどん深まって、creepy nuts もどんどん好きになった。
そして数週間前、武道館のチケット一般発売が始まった。人生で初めて、発売直前からスタンバッて、チケットを買えた。
2020年11月12日、いよいよcreepy nuts に会えます。


#creepynuts #武道館 #ライブ #コロナ禍

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