ウィンカーリレーとUSB電源を設置するのそす
どうも、タイカブは良いぞおじさんそす。
2021年式タイカブ(JA56)を買ってからというもの慣らし運転も終わってない上、緊急事態宣言も明けてないのに、もう遠出したくて仕方がない「ヤダヤダヤダ遠出したい~!おぎゃああああ!」となっているおじさんです。そすそす。
遠出しようと思うとナビが必要になり、スマホをナビ代わりに使うと消費電力がなかなかのものなんですよね。
車載カメラを付けることも考えると、USB電源はもはや必需品!
今回はUSB電源とウィンカーの音を大きくする&LED対応の準備のためにウィンカーリレーを交換します!
ハディまえ、ついでに長めのクランプバーも新調します!
尚、今回の改造はみんカラさんのBR-TOKYOさんのパーツレビューが大変参考になりました!ありがとうございます!
付けます!USB電源!
今回取り付けたやつはこれ!
offeree バック オートバイ専用電源 2つQC3.0急速USB充電器 USB電源
入力された電圧が見れる(結構誤差ありそう)。一応バッテリーが上がってるかどうかが簡易チェックできるので重宝しそう。
んで、どこから電源取るかというと、当初はメインキーボックスから取ろうと思ってました。
キタコ (KITACO) 電源取り出しハーネス (タイプA) スーパーカブ50スタンダード/110/110スタンダード等
これ使おうと思ってたんだけど、売り切れだったんだよね…
待ってみるか…と思ったんだけど、JA56特有の変なカプラ付けてる疑惑も拭えないし(一度確かめてみればよいのだが)。
他の方法も色々あって、よく見かけるのはウィンカーリレーから取る方法とバッテリーから直接取る方法。
2024/3/7追記
ご注意:ウィンカーリレーから電源を取るとヒューズが切れるトラブルが起きやすいので私は結線方法を変更しました。
下記記事もご参照ください。
バッテリー直接(略してバッ直)はスイッチがない機器だと常に電源ONでバッテリーが上がるし、スイッチがあっても忘れてONのまま放置していると場合によっては熱を持って火事になりかねない。忘れ物大賞受賞者のワタシとしてはこれは避けたい。
メインキーボックスやウィンカーリレーに来る電気はキーをONにしないと導通がないので忘れっぽい人は是非こっちを採用していただきたい。
で、結局細工&工具は必要になるけど、メインキーボックス用ハーネスを買う値段とあまり変わらないくらい安価な工具でウィンカーリレー分岐できそうなのでその方法で進めていく。工具は多ければ多いほどできること増えるしね!
理屈がわかればめちゃ簡単でしたので、ぜひレッツトライ!
ウィンカーリレーもついでに交換
ついでに元からついてるのリレーの音が蚊の泣くような音なので、力強い音で定評のあるキタコのウィンカーリレーに交換するよ。
キタコ(KITACO) LEDウインカー専用フラッシャーリレー 汎用
これに替えておけば、ウィンカーをLED球に変更することも可能。
ただし片側2つの球の合計消費電力が5W以上無いと誤動作起こすようなのでその点ご注意を!(自分はLED用なのにハロゲン球つけてますw)
もちろん、リレーを交換しなくても電源は取れますのでご心配なく。
クランプバーも追加
USB電源とスマホホルダーは並べたかったので長めのクランプバーも追加します。
kemimoto クランプバー アルミ製 錆止め マルチホルダー 汎用品 ミラーに取付タイプ 有効長さ100mm
けみもと…でいいのかな?w 有効長(機器取り付けできる部分の長さ)10cmは中々無いのでこれを選択。
さあ、取り付け開始だ!
今回の配線概要図
うん、とてもわかりにくい😂
まずは配線を作っておく
何事も下準備が必要。
ってな訳で、リレーからの分岐配線を作っておきます。
分岐配線を作る際に電工ペンチ・検電テスター・各種端子・電線が必要です。
エーモン ターミナルセット(大) 電工ペンチ・検電テスター付 E3
安いしそこそこ使えるのでこんなのでいいと思います。
あと、配線は0.75sq(スケア)のものを使うと良いようです。
これらを用意して配線を作りましょう。
使い方はYOUTUBE等で電工ペンチの使い方を探すと色々出てきますよ!
ちなみに通常は+線(赤線)だけ作ることが多いのですが、今回購入したキタコのリレーはT字配列になっています。
元々のリレーはL字配列になっているので、刺しやすいように線を分けてあげないといけません。
今回自分の作った分岐配線の紹介をしますね😃
赤のエレクトロタップを用意し、先が止まってる方(貫通していない方)に赤導線を取り付ける。
折りたたんでペンチでかしめると接続完了。
次に平型端子を付けた導線の真ん中あたりにエレクトロタップのもう一方を取り付ける。
分岐配線(赤)は分岐側はメス平型、オス平型端子。
元配線(リレー側)はメス平型端子にしておく。
エレクトロタップは別に使わなくていいです。というか使わないほうが良いです。Y字配線の方が良いのですが、ピッタリのスリーブがなかったのと、エレクトロタップ使ってみたかったので使ってみました。てへ。
同じような要領で端子付きの黒単線も作る。
リレーにはこんな感じで取り付けます(キタコのリレーに装着した図)
あと、写真撮るの忘れてたんですが、USB電源の+側丸形端子(赤い線)を平型オスに付け替えてください。これで分岐配線と接続できます。
これで下準備はOK!
メインライトを外す
ウィンカーリレーはライトの奥についてます。
ライトの下側についてるねじ二本(左右斜め下)を外すとライトが下側から取れます。
真下に六角ボルトもありますが、これは取らなくてイイです。
赤丸部分がウィンカーリレーです。
リレーの左側部分縦穴が空いており、ゴムで止まっているので手前に引き抜きます。
純正ウィンカーリレーを抜き取った図
そして準備していたキタコのリレーを取り付けます。
もちろん、リレーを交換しない場合は純正のリレーからでも電源は取れます。
水色の部分(L字カプラー)に分岐配線を取り付けます…が、慣れた人でもないと、どっちがプラスかよくわからないと思うので、検電テスターを使います。
検電テスターの黒いクリップをボディーアース(バイクの金属部分:ブレーキレバーなどに接触)してキーをオンにした状態(エンジンは掛けなくて良い)でそれぞれの端子に検電テスターの針の先を当てます。
テスターの軸が赤色に光った方がプラスですので覚えておいてキーをオフにしてください。
※導通テスト以外の配線時は必ずキーをオフにしておいてください。ショートなどの原因になります。本当はバッテリーのマイナス端子も抜いといたほうがいいと思うけど…自己責任で!
一度テストしてみましょう。
取り付けるリレーに分岐配線(分岐してないメス端子)と黒線(メス端子)がつながっていることを確認してください。
分岐配線(赤色コード)の片方(オス)をL字カプラのプラス側に、分岐配線の片方(メス)をUSB電源のプラス側に、リレーから出ている黒線をL字カプラの空いてる方に刺します。
USB電源のマイナス側はねじ一本で止まっているフロントパーツを開けて、ホーンの下のナットに共締めしましょう。これでボディアースが効きます。
キーを回して、USB電源のスイッチをONにして、電気が来ていることを確認しましょう。念の為USB機器を充電してみるとなおGOODです。USB電源のスイッチをONにしたままキーをOFFにしてみましょう。電気が来なくなったらテストは大成功です。
リレーを交換している人はウィンカーの動作テストもしておきましょう。
線をどこから出すか
結構悩んだんですが、右ハンドル(正面から向かって左側)のブレーキレバーの隙間が空いているのでここから出すことにしました。
一度そのまま突っ込んでみたのですが、USB電源の先っぽの端子が引っかかってうまく入らないので…
園芸用針金(細い針金)を端子にくくりつけてライト側にひっぱりだしてやりました。
ここが一番苦労した点です😂
後は線をまとめてフタをするだけ♪
画像はメーターに干渉してるように見えますが、運転中はバッチリメーターも見えますしスマホの位置も良好です。
クランプバーはウィンカー部の膨らみが干渉するのでミラーの高さ調節が必要です。
タナックス(TANAX) バイクミラー ナポレオン B-10 ミラー用高さ調整スペーサー ブラック 20mmアップ 2個入り
ミラーの調整はコンビネーションレンチがあると便利なのでセットで買っておくといいかもしれません。
Amazonベーシック ラチェットレンチセット メートル 5ピース
ただ、このクランプバーはちょっとブレがキツイかな…
元々スマホホルダーについてた方は長さが短い分ブレが少なかったけど、こっちは車載カメラに使いたいな~と思ったので、当分このままで行きます😃
どうせ停車時しかスマホ見ないしね…
今回の改造に使ったもの
・offeree バック オートバイ専用電源 2つQC3.0急速USB充電器 USB電源
・キタコ(KITACO) LEDウインカー専用フラッシャーリレー 汎用
・エーモン ターミナルセット(大) 電工ペンチ・検電テスター付 E3
・kemimoto クランプバー アルミ製 錆止め マルチホルダー 汎用品 ミラーに取付タイプ 有効長さ100mm
・タナックス(TANAX) バイクミラー ナポレオン B-10 ミラー用高さ調整スペーサー ブラック 20mmアップ 2個入り
・プラスドライバー
・コンビネーションレンチ(オープンレンチでもOK)14mm
・ソケットレンチ(ホーンの下のナットを外す際使用)
・園芸用細針金(っぽいものなら何でも可)
いじょう。
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