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フラミンゴを追いかけて③

とあることをきっかけに「砂漠を飛ぶフラミンゴ」について調べることになりました。面倒くさーーっ。ところが調べてみると、

フラミンゴってものすごく魅力的なことが分かってきました
①フラミンゴは子育てのために生息地の湖から500㎞も飛んで行く。
②到着した湖は繁殖の楽園なの?と思えば、実は世界一危険と言われるナトロン湖。
③あまりにも危険すぎて卵を狙うジャッカルなどの天敵がやってこないのがナトロン湖へ行く理由。しかしそれはフラミンゴにとっても決死の子育て。
④事実、写真家リック・ブランツのミイラ化したフラミンゴの写真は世界に衝撃を与えた。
⑤フラミンゴが渡る姿は地元の人ですら見ていない。←ナミビア取材で聞きまくった。
⑥飛んで行く姿が見られるのはもしかしたら夜空♡←夜行性説あり。
⑦アルカリ性の湖で生まれたヒナ達は、淡水を求めて 30㎞も歩くらしい。
⑧群れることでヒナを守るフラミンゴは一斉に繁殖活動をする。つまり求愛ダンスを一斉に踊る。
⑨繁殖、子育てを終えたフラミンゴは、新しい命を連れてケニアに帰ってくる。
↑どの姿をとってもサファリで見てみたい!と思うシーンばかりでしょ?

さて本題にもどって「砂漠を飛ぶフラミンゴ」です
飛ぶ場所は特定できたけれど、飛ぶまで1日中ボ――――って待って時間を潰すのもアホらしい。飛んで行くタイミングは? 飛んで行く理由が分かれば時間を絞りこめるんじゃない?

ヒントは前回ブログにも載せたこの写真かも?

2019年10月10日の訪問。フラミンゴの数は少なく、遠くで少数が群れていました

ウォルビスベイでフラミンゴを見たという観光客の写真を見ると、近距離でセルフィ―してる。なんで私が見たフラミンゴ↑は遠いのだろう?

―――あ!!ここは湖ではなくて海だ。潮の関係かもしれない。

high tide - flamingo - walvis bayで検索
私が遠方にフラミンゴを見たのは引き潮で、引き潮のときは潮と共に岸から離れるんだろうと予想したのだけれど、「満潮時に見られなかった」という証言もでてきた。
うーーん。なら、
潮が満ちてくるほど岸に寄ってくるけれど、満潮になって海が深くなると砂漠に飛んで行くかも???
あとは再び現地に行くしか答えは出ないでしょう。
とりあえず場所と、おおよその時間の予測はできました。

フラミンゴ熱がますます高まってしまいました。次回のナミビア訪問が楽しみです♪

<フラミンゴ取材の記事 index>
ナクル湖のフラミンゴはどこに行っちゃったの? フラミンゴ探しの旅|武田ちょっこ*まるまるサファリの本|note
フラミンゴを追いかけて①|武田ちょっこ*まるまるサファリの本|note
フラミンゴを追いかけて②|武田ちょっこ*まるまるサファリの本|note
フラミンゴは追いかけて③|武田ちょっこ*まるまるサファリの本|note ←今お読みの記事はここ
フラミンゴの飛翔が見たい

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