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彼らが「関ジャニ∞」じゃなくなっても。

こんにちは。ちょこばです!
私は生粋のミーハーなので、色んなものにハマってきた人間なのですが、その中でも1番長く、そして深くハマり続けたのが関ジャニ∞でした。

中学生でハマって、初めてCDを買ったのも関ジャニ∞。初めてライブDVDを買ったのも関ジャニ∞。そして公園のベンチでポータブルプレイヤーを使ってMCダイジェストを再生してニヤついて、初めて人に不審がられたのも関ジャニ∞(?)(この時期はジャニーズが好き🤍って家族にいうのが恥ずかしくて、ポータブルDVDで見てたな…)(思春期ってやつです)

FIGHTの初回限定版?を買って、ライブ自体よりも特典のMCダイジェストを何十回も繰り返し観てたのが懐かしい。

話のテンポがいいな〜とか面白いな〜とか、そんなところから入って、三馬鹿の絆とか年下組の努力とかそういうところにどんどん惹かれていって調べれば調べるほどウワァァァ好き!!!ってなって、それから私の人生にはいつも関ジャニ∞のなにかしらがそばにありました。

高校2年生で転校して不安でいっぱいだったときも、通学中の電車ではいつも関ジャニ∞の曲を流してた。
明るい曲もいいけれど、私はwanderとか蒼写真とかHeavenly Psychoとか、
「人生に対しての憂いと諦観を覗かせながらも前を向いて生きようとする」系の、世間的にみると関ジャニ∞っぽくないと言われるような曲に救われていたような気がします。

一般的に認識されている関ジャニ∞は「面白くて明るくておバカでかっこいい関西のお兄ちゃん」って感じだと思います。

でも本当は内向的なのに関西人だから面白くなくちゃいけないと頑張る横山くんとか、「すばるとヨコに比べて、俺には何にもなかったから、できることをやっていったらツッコミやMCポジションになっていた」と少しの劣等感を滲ませた村上くんとか、一度ジュニア時代に大きすぎる光を見たからこそ同じ大きさの影を背負って苦しんだすばるくんとか、そういう「関ジャニ∞」の屋号からはみ出た一人一人の人間らしさに惹かれていたような気がします。

(もちろん年下組もそうなんですが長くなる&私は三馬鹿の亡霊なので割愛させていただきます)



すばるくんの脱退が決まった2017年の4月のこと、今でもはっきり覚えてます。お知らせのメールに心臓が跳ねて、手汗が滲んで、その後の本屋のバイトはずっと半泣きでレジ打ちをしていました。(ここでも不審者ムーブかます私)

でも、すばるくんが抜けても「関ジャニ∞」は続いていった。亮ちゃんが抜けても、5人は「関ジャニ∞」を守ってくれた。それは「関ジャニ∞」を心の拠り所にしていた私にとって幸せなことでもあったけれど、同時に寂しくもありました。すばるくんがいなくても、「関ジャニ∞」が「関ジャニ∞」であり続けられるっていう事実に、すばるくんの存在が矮小化されてしまったような気がして。

でも今屋号がかわることになって気づきました。
「関ジャニ∞」は、かつて彼らが世間に認知されるために作りあげた努力の結晶だったこと。村上くんの「俺のかっこいいところは課金制(意訳)」からもわかるように、「関ジャニ∞」は「一般向けの関ジャニ∞」をずっと作り続けてくれていたこと。

そう考えると、私が好きだったのは「関ジャニ∞」じゃなかったのかもしれません。その枠におさまりきらない一人一人の人間性が好きで、ずっとずっとハマり続けてきたんだと思います。

だから「関ジャニ∞」じゃなくなることに寂しさもあるけれど、「関ジャニ∞」はこれまでの彼らが作り上げた「作品」なんだと思うことにしました。

そしてこれからは、最近新たに認知された5人それぞれの性格や才能を内包した新しい屋号で、新しい作品を作りはじめてくれるのだと。

そう思うと、少しだけ、新しいグループ名を前向きに受け入れられる気がします。

もし今偶然関ジャニ∞に会えたら言いたいです。

今まで「関ジャニ∞」を守り続けてくれてありがとう。そしてこれからも、新しい屋号で作品を作るあなたたちを、陰ながら応援させてください。そしてなにより、5人全員健康で、幸せでいてください。それが1オタクからの願いです。

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