スタッフん

素材メーカーで新規事業開発を担当してます。今はパワー半導体周辺を特に見ています。 元々…

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素材メーカーで新規事業開発を担当してます。今はパワー半導体周辺を特に見ています。 元々製造現場にいましたが、本社に異動となり新規事業担当していて、まだまだ勉強する事だらけです。

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【書評】Sales is 科学的に成果をコントロールする営業術

「営業はビジネスの根幹だ」 こんな風に思い出したのは、仕事で新規事業開発を担当し始めて「顧客の声」を聞くようになってからだ。 顧客の声には、何に困っているのか、なぜ自社の製品を買ってくれるのか、何をやりたいと思っているのか、ビジネスで考えなければいけない事がたくさん含まれている。 ただ、その声には「嘘(というか思いやりというか)」も多く含まれている。 今回、僕は下記の本を読んで「こうやれば顧客の本当の声」を聞くことが出来るのか、と非常に驚き、個人的に重要だと感じた点を書き残す

    • 【書評】最高の組織 大賀康史著(大企業会社員が学ぶ理想の組織とは?)

      大企業ってすごいですよね。ワールドワイドに人を配置して、多くの人で組織を作り運営してるって。でも、その組織って難しくて、巨大な組織構造と多層の管理レベルは、時々効率と革新の壁になってしまいます。理想の組織とは、私たちが能力を最大限に発揮し、持続可能な成長を達成できるような環境を提供するところですよね。このブログでは、大企業の組織構造の挑戦と、ピーターの法則を理解することで、これらの挑戦をどう克服できるのか探っていきます。 今回は本要約サイトのフライヤー社長の大賀康史さんが書か

      • 【書評】ビジネスパーソンのための低気圧不調に打ち勝つ12の習慣

        天気痛とは?気圧の変動がもたらす影響とその対策 こんにちは、僕です。最近ね、突然の頭痛や関節痛で困っている人をよく見かけるんです。そこで今日は、「天気痛」に焦点を当てて、その原因と改善策をお話しようと思います。 今回はこちらの本を読みました! 天気痛って何?もしかしたら「天気痛って何?」って思うかもしれませんよね。実は、これは気圧の変動によって引き起こされる頭痛や関節痛のことなんです。最近、ロート製薬とウェザーニュースによる共同調査が行われ、その結果、女性の43%、男

        • 【書評】FACTFULNESS メタ認知を高める新視点への誘い

          是非読んで頂きたい方:「 若い親」と「リタイアしたシニア」 この本は、子供の未来を思う若い親と、人生の次の章を見つめるリタイアしたシニアに強くおすすめします。特に、社会や世界に関する深い理解を得たいという強い願望を持つ方にとっては最良の本となります。 『Factfulness』の簡単な概要『Factfulness』は、ハンス・ロスリング博士によって書かれた本で、事実に基づいた世界観を提供しています。本書では、現代社会の多くの前向きな側面を明らかにしています。それには、経済

        【書評】Sales is 科学的に成果をコントロールする営業術

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          【書評】リーン・スタートアップ: 新世代のイノベーションと人材育成の核心へ

          今回は少し前に流行った「リーン・スタートアップ」を読んで、その概要と考えた事を簡単にまとめてみました。 よく言われているJTC(Japanese Traditional Company)にいる方が感じる従来の組織とこれから必要になるある速度感を持った組織はどういう違いがあるのかを理解出来ると思います。 スタートアップを立ち上げたい人だけが読む本ではないと感じたので、ここで共有させてもらいます! リーン・スタートアップの理論: 革新と効率の融合リーン・スタートアップは、起業家

          【書評】リーン・スタートアップ: 新世代のイノベーションと人材育成の核心へ

          【書評】自分の意見で生きていこう ちきりん著

          今回はちきりんさんの本を読んだ感想を書く。ちきりんさんの本は仕事をやる上で重要な事ばかりだ。 この本を読んだのは、異動があった後だった。製造現場で10年間働いていた僕は、新規事業を作り出す部署に異動した(これは望んでいた事なのでこの異動に異議はない)。これまでとは全然違う職場で、必死に関連する情報をインプットして何とか成果を出したいと思っていた(現在も思っているが)。その中で時々「どう思う?」と意見を聞かれる事がある。この時自分は「まだこの部署ではビギナーだから・・・」とそ

          【書評】自分の意見で生きていこう ちきりん著

          【書評】世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 山口周著

          こちらの本を読んだので感想と記載。 最初に この本を読んで思い出したのは「池袋ウエストゲートパーク」で出てくるキングの名言「だから悪いことすんなって言ってんじゃないの。 ダサイことすんなって言ってんの」というセリフだった。  自分は男だからか「かっこよく生きたい」と思うことがある。そしていい年齢だから、「悪いことだけどかっこいいこと」が世の中には存在している事も知っている(もちろん犯罪をしてもいいと言っている訳ではない)。その中でこのキングのセリフには非常に共感を覚えた。

          【書評】世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 山口周著

          製造業で使える「最低限の統計」をマスターする方法

          僕は10年以上製造業で働いています。 俗にいう、スタッフという役割で現場に行ってデータを集めたり、分析したりしています。 その中で先日、大卒(正確には大学院卒)の新入社員が入ってきたのでちょっと質問をしてみました。 「統計ってどれくらい知ってる?」 「・・・恥ずかしながら、全く知識ないです」 (僕が入社した時と一緒だ・・・) 統計学は最強の学問って本が出版された辺りから、統計学ブームだなと感じていました。 ただ、大学で統計を教えている所も少なく、研究で活用している人も少

          製造業で使える「最低限の統計」をマスターする方法

          【勉強法】ウイスキー検定2級に合格したので勉強法をまとめた

          お酒の勉強をする。と言うとどんだけ好きやねん?って言われる。でも、好きな物って深く知りたくなると思います。僕はお酒の中でもウイスキーが一番好きで、バーに行ったり、ボトルを買って自宅で飲んだりしています。現在ウイスキーはかなり人気で国産のウイスキーは年々値上げされています(余談ですが、ジムビームやメーカーズマークといった海外のウイスキーが推されているのは、国産ウイスキーが少なくなったからです)。そのウイスキーをもっと知りたい、味も分かるようになりたいけど、うんちくも語れるように

          【勉強法】ウイスキー検定2級に合格したので勉強法をまとめた

          【勉強法】QC検定2級を最短で合格する勉強法ー大切なのは前提知識のみー

          僕は製造業で働いています。 そのため、毎日「品質・環境・安全」には気を配って働いています(いわゆるISOですね)。 その品質に関係する検定「QC検定2級」を勉強して、合格しました。 QC検定は「品質管理」に関する検定で、正直製造業の人なら知っておかないといけない項目をしっかり網羅してくれています。 特に技術系の新入社員や間接部門の方が「製造業の品質」を理解するにはとても良い教材になります(3級でも十分)。 ということで、今回はそのQC検定2級に最短で合格する勉強法をご紹介しま

          【勉強法】QC検定2級を最短で合格する勉強法ー大切なのは前提知識のみー

          人と違うアイディアを考えるための発想法

          突然ですが、人と違うアイディアを出せたらいいな、って思う時ありませんか? 僕は普段サラリーマンをやっているのですが、会議とかで人と同じ意見しか思い付かない時は 「あぁ、価値ないなー俺・・・」 とか思っています。 でも、時々いい事思い付いたり、するどい事を言えたりします。 毎回これが出来ればと思って、いつもどんな流れでその発想にたどり着いたのか考えていました。 その結果、発想には方法がある事に気付きました。 今回はその方法をまた使えるようにまとめてみました。 思考には枠が

          人と違うアイディアを考えるための発想法

          仕事で結果を出せない人は「ベター論」を捨ててみて

          仕事をやっていると、「あぁ、上手く出来てないなー」って人を結構見かけます。 特に典型的なのは言われた事しか出来ずに、自分の枠の中でしか発想をしていない人。 もう少し考えようよ、と周りから思われてしまっています。 また逆にいつも言う事が適切で結果を出せる人もいます。 困った時にこの人に聞けば、とりあえず進む。 みんなが立ち止まった時に先に進めるような提案を出せる人っていませんか? この人達の違いは何なんでしょうか? 正直ずっと気になって、打ち合わせの度に注目して観察して

          仕事で結果を出せない人は「ベター論」を捨ててみて

          【勉強法】統計検定2級の勉強方法とその価値について

          仕事で「統計」を使う機会が増えてきて、しっかり基礎を学びたいなと思っていました。 別にものすごく高度な理論を知りたい訳ではなくて、基礎を学びたいと。 あと、最近流行りの機械学習やディープラーニングにも統計学が必要と知って、ますます勉強しないとと焦っていました。 ただ、「何を」、「どこまで」、「どうやって」やればいいのかって分からない!ですよね・・・。 学問なんで、深く知ろうと思えばどこまででも行けるし、でも正直そこまで知りたい訳でもないし。 一方で、本を読むだけで理解出来てい

          【勉強法】統計検定2級の勉強方法とその価値について