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記録する3

記録することについて考えない日がいくらか続いた。
そうなってくると記録しないことも、むしろ記録することなのかもしれないと感じる時があった。

屁理屈かもしれない。ただの怠慢に無理やり理由をつけたような話だ。それはそれでいいのかもしれない。
その日はそういう思考なのかもしれない。

電車に揺られながら少し思っていることがある。意外と満員電車って嫌だなと。人が多いのは構わない。むしろ人が多い方が落ち着くときもある。ただ満員電車の不快感はそれとは別だ。

なんとなく殴られているときと同じ気持ちになる。殴られた経験が多いわけではないけれど、理不尽さを感じる。それが満員電車。私は1人の人間として生きているのに、なぜ人間に押し潰されなければいけないのか。不思議である。

私は私で押されたくないし、きっと押している側も押したくはないだろう。例外もあるかも。ただ、立て!しっかり立て!自分の場所を確保しろ!とは思ったりする。

私も人のことは言えない。たまに流れに逆らえず、隣の人を押してしまうことがある。軟弱な私の足に筋肉を授けたい。こういう時に「強くなりたい」と思ったりする。力が欲しいか?と問われると、すぐに欲しがると思う。

詐欺に引っかかりそう。

私が生きることができるようになります。