見出し画像

ボディポジティブについて思うこと🌸

 春が近づいてきました。少しあったかくて風が気持ちいい日はなんだか心がワクワクするな。

ボディポジティブムーブメントが今徐々に活発になっている。色々な企業の広告、本、雑誌、メディアに出ている人も積極的に発信する姿が最近見られて、私自身、「うんうん、そうだー!」と共感することも多い。

 『もっと自分の身体を愛そう』
とっても素敵な言葉だと思う。

 ある記事で、現代の女性の体型は食糧難の終戦直後よりも体重が低いことがわかったと記されていた。
やはり、私達はまだまだ痩せていること=美しいというイメージがなかなか抜けだせないでいるのかもしれない。

 だけど、SNSを開けば様々な人が引き締まった身体や、管理された規則正しい食生活、おすすめのコスメやエステを紹介したりしている。私自身、「使ってみたい!」「素敵な生活だなぁ」ととっても憧れる。
それと同時に自然と比べてしまっている。特にSNSでは自分の憧れの対象のアカウントをフォローすることが多く、いつでもどこでも情報としてインプットされる。

 そんな中でのボディポジティブムーブメント。

よくよく考えて、、、とても、素直にまっすぐこの考えを取り入れることって難しくないですか?
 実際、「無理しない自分らしい身体を!」って言ってる人はほとんど綺麗な人達ばかり。つまり、まだまだ表立っている人しか積極的に発信できないイメージがある。
 しかもどうしたって私達は人と関わり合って生活していかなくてはならない。仕事関係でも友人関係でも。「私より仕事ができるなあ、羨ましい」「〇〇は人とのコミュニケーションが上手だなぁ、羨ましい。」自然と比較してしまうことは私達人間にとって避けられないことではないだろうか。

 だから、他人の言動に惑わされず、自分らしい体型愛そう!って共感できるけど、すっごくまっすぐ受け止めるのは難しい。
どれだけ、自分を持っている人でも心の片隅には「他人からよく思われたい」って思ってるはず。

 そんなことを通して私が思ったのは、そんな他人と比較してしまったり、羨ましいと思ったり、その反面それに対して悩んだりするのも、全部否定するわけでもなく抱く感情を受け止めてあげることが必要だと思った。

 このムーブメントが広がったのは、よくよく考えて世の中に対しての反発心もあったのではないかと思う。怒りのエネルギー。自分の身体を100%愛していたらそもそも怒りの感情って起きないはず。

 だから、私は怒りの感情も全部優しく心の中で受け入れてあげたい。そうしたら、葛藤することも和らぐ。

ただ、先ほどの戦後の状況と比較したデータから分かったように現代の私達は少しやりすぎてしまった。
自分の体型に対して劣等感を持ったり、無理して自分を縛ってしまうことは、そこまでしなくていいんだよということ。

 少し、私自身書いていて難しいなぁって思う。あくまで私の意見だけど、このムーブメントによって女性が少しでも自分の心に優しくなれる人が増えたらとなぁと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?