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自己分析なんてノートに書いてもできるわけない

「自己分析」

就活の経験がある人なら誰しも1度は耳にしたことがあるであろうこのワード。
大学生のとき、ノートに好きなこととか性格とかを書きなぐってみたり、友人にどんな人かを聞いてみたりして自己分析から就活をスタートしました。

だけど、「自己分析しろ」って急に言われても20年ちょっと生きてきた中で自分と改めて向き合ってみても自分が「何者」なのかなんて分からないし、それを就職に絡めて適正を見つけるなんて高難度過ぎます。

自己分析というと「メモの魔力」が有名ですが、私はああいうの面倒なのでできませんでした(諦)

机上で「自分とは何か??」って考えていても何も思い浮かばないんです。

私は新卒の就活で約50社の面接を受けたんですが、面接の数をこなしてやっと自分の長所とか強みとかが分かって来たんです。

その後今の会社に入社し、結局色々あって今月退職することになっているんですがあの数の面接をこなした今,転職の面接では強み・志望動機・長所短所すべてスラスラいえるようになり、面接していただく方にも
「よく自己分析されていらっしゃるんですね」とよく言っていただけるようになり、最終的には5社内定を頂くことができました。

勿論面接の数をこなしてきたのも大きい要因のひとつですが、私自身「社会人になって」自分が何者なのかわかった気がします。
実務をこなしていく中で、苦手なことや得意なこと,できることできないこと,目上・年上の人とのかかわり方…
これらを通して初めて「社会の中にいる自分がどんな人なのか」
客観視できるようになったと思います。

何が言いたいかというと、
「自己分析なんて一時的にノートに書いてみても答えはでない」
んです。(私だけだったらごめんなさい)

社会で働いたことのない学生が、自分が「何者」なのかを自己分析して企業に入社するって、当たり前のようになっているけどめちゃくちゃハードルが高いことだと思っています。

だからこそ日本の新卒採用の制度の在り方について、もう一度しっかり大人たちも考えてほしいと思ってしまうのです。(大人の方たち他人任せでごめん)

結局今の会社は深夜勤務の常態化やコンプラガバガバな人たちのせいで退職することになったけれど、自己分析を沢山できた良い経験になりました。

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