見出し画像

アラサー、初めてのまともな大型連休を過ごすの巻

接客業の皆様、大型連休お疲れさまでした。
そして私たちをもてなしてくれて本当にありがとうございます。
国民の休日を労働に充ててくれた方たちに敬意と感謝を表します。

今年は曜日の並びが良く、カレンダーをパッと見ただけでも5連休になっていましたね。

20代の社会人生活のほとんどはフリーターとして飲み屋のバイトに明け暮れていたので、みんなが休みの日に働かなければいけない鬱々とした気持ち、すごくわかります。

そんな私も昨年の転職をきっかけに、初めてきちんとしたゴールデンウィークを迎えることになりました。

めちゃくちゃ浮かれまくって、年末の時点で旅館の予約押さえてました。
先を見据えすぎてて笑えます。

行先に選んだのは群馬県の草津温泉です。
居住地から比較的行き来しやすい距離感だったことと、THE観光地・THE温泉街って感じが久しぶりの遠出にはぴったりだと思って決めました。

街中に漂う硫黄のにおいと、迷路のように細くて入り組んだ坂道がたまらなかったです。
夕食で酔いつぶれてしまったので、ライトアップされた湯畑をゆっくり眺めることができなかったのが心残りですが。

深夜に目が覚めたので連れと一緒に深夜2時の湯畑を散策したのはいい思い出です。
昼間はあんなにたくさん人が溢れかえっていたのに、さすがにその時間は誰もいませんでした。
真夜中の慣れない土地に自分たちだけだとなんだか悪いことしてるような、でもそれでいてちょっとわくわくするような感覚になりました。
温泉街特有のオレンジ色の外灯が怪しいムードの引き立て役になっていて、夜のお寺とか、夜の公園とか、不思議で不気味な魅力がありました。
旅館から借りて履いてきた下駄が深夜の観光地にカランコロンという音を響き渡らせていて、ここが世界の中心みたいだなって調子乗ったことを考えたりました。

結局、コンビニでお酒とつまみを買って旅館に戻ったので、地元にいるときとやること変わってないじゃんって連れと笑いあったけど、そういう普段通りのことを知らない土地でやってツッコみを入れるとこまでが楽しいんですよね。

缶チューハイのプルタブを引いたとき「プシュッ」って音がやけに気持ちよく聞こえたのは旅行マジックにかけられてたせいなのかなぁ~

そんな2023年5月の旅でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?