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No.14 ボナイユート ジャスミン


公式動画~ジャスミンの香りを移す工程~

まずはこの動画を観ていただきたいです。
チョコの話を聞いたあとにこの動画を観せてもらって即購入を決めました。

写真

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原材料

カカオマス(65%)、きび砂糖

”ただ香りを移すだけ”のため原材料にはジャスミンは含まれず、”カカオマスと砂糖だけ”なのです。チョコレート一粒の重さは0.7gしかありませんが、その奥にある深い感動を伝えてくれます。

作り方

ジャスミンは花が開く瞬間が一番油分が出るそうなので、花が開く前の蕾を摘んでカカオ豆に混ぜて花を開かせて香りを移します。24時間毎に蕾を取り換えて10日間繰り返してカカオバターに香りを移し続けるそうです。

カカオマス10kgの香りづけのためには24000以上もの花が使用されます。
このチョコレートは1年に生産できる量が限られており、生産にかかるコストもとても高くなるため、現在このレシピで販売しているのはモディカの老舗であるBonajutoだけなのです。

歴史

1600年にフランチェスコ・レーディがフィレンツェのメディチ家のコジモ3世のために作り出したレシピを、3世紀のちBonajutoが忠実に再現しました。

400年以上前、、、なんて贅沢な。

オンライン通販

こちらで購入可能です。


テイスティングの日時と環境

日付 5/31~
時間 9:00
場所 自宅
室温 24.2℃

食べたときに感じた味

食べたときに感じた味を5段階で評価しています。
基準となるチョコレートはありません。
★が5以上あるときは突き抜けた特徴があると思ってください。

甘味   ★★★☆☆
酸味   ☆☆☆☆☆
苦味   ★☆☆☆☆
塩味   ☆☆☆☆☆
渋味   ☆☆☆☆☆
滑らかさ ★★☆☆☆

カカオ  ★★★★☆
ナッツ  ☆☆☆☆☆
フルーツ ☆☆☆☆☆
フローラル★★★★★★★★★★
ミルク  ☆☆☆☆☆
ハーブ  ☆☆☆☆☆
ウッド  ☆☆☆☆☆
スパイス ☆☆☆☆☆

食感

粒が大きいものが残っていて粗く、ざらつきがあります。

美味しさの秘訣は45度以下の低温で温める製法。
砂糖が溶けずに残るため独特の食感を生み出し、
カカオのもつ300種類ともいわれる香りを最大限に引き出しています。

余韻

ジャスミンの香りが口中に広がって籠ります。植物っぽい青々とした味と香りもして、口の中でジャスミンの花が開いていくような気がします(動画の影響が多少はあると思います)。
1粒で30分以上は余韻が続くほど濃厚な香りです。

朝に一粒!!

超濃厚なジャスミンの香りの広がり方と香りの持続力を一番敏感に感じられる時間に試してほしいと思うので、朝に食べて欲しいチョコレートです。自分が誰かにプレゼントする場合には絶対に1回は朝に食べて欲しいと強く勧めます。朝と夜は感じ方が全然違いますから。

こんなときに食べたい

・リラックス、落ち着きたいとき
・気分リフレッシュ

このチョコレートは嗜好品です。1日1粒で十分満足できるほど超濃厚なジャスミンが身体に沁み込んでいきます。余韻は30分~1時間ほど続きますので、リラックスしたいときや、休日の朝の快適な目覚めなどに丁度いいチョコだと思います。

こんな人におススメ

・ジャスミンのチョコレートが好きな人
・超濃厚なジャスミンのチョコレートを探している人
・プレゼント用のチョコレートを探している人

食べると 3,024円/20g という価格設定は決して高くはないと納得できるはずですが、かなりのチョコ好きでないと買ってみようと思えない価格だろうとも思います。こんなチョコレートがあるんだ!?と驚き喜んでもらえるチョコレートだと思うので、プレゼントとして最適だと思います。一度購入して気に入ってプレゼント用に買いに来るリピータの人もいるそうです。自分もプレゼント用の候補に入れました。これはイイです🎁

おススメ消費期限

開封後2~3日、遅くても1週間以内
開封直後と1週間後ではジャスミンの風味にかなり差があると感じます。
開封直後は口の中で綺麗に花開いていますが、1週間後は六分咲きってところです。明らかに風味が落ちているというのがはっきりくっきりとわかりますので、早めに食べきるとジャスミンを満喫できます。1ヶ月くらいかけて食べようと思うのであれば、真空パックで酸化を防止するしかないのではないかと思います。

風味を調整

最初にジャスミンの風味が強すぎると感じた人は、開封後1週間ほど経つと丁度よく感じるかもしれません。調整して自分好みのタイミングで食べるというのもありだと思います。

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