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現在のアルバイト先(フリーター歴2年)

現在、私はフリーターとして暮らしています。

掛け持ちのアルバイトのうちの1つ、公文学習を取り入れている高校での丸付けのアルバイトを紹介していきたいと思います。

勤めている場所

勤め先の高校は所謂教育困難校です。

分数どころか掛け算割り算も危うい生徒が多いです。

小学校からほぼ学校に行けていない、軽い学習障害を抱えている生徒もいます。

教育困難校が公文を取り入れるのは学習習慣や集中力を着けさせる点や小学校からの内容からでもやり直すことができる点からだと思います。

アルバイトの流れ

ホームルームが始まる40分ほど前、公文学習希望者が集まります。

毎日20分間公文数学を解かせます。今の生徒にはスタート時に3A教材(幼稚園レベル)からE(小4レベル)までの自分に合った教材を選ばせています。

20分経つか目標枚数(5枚から20枚)を解くと生徒は問題を解くのを辞め、各々自分の教室に行きます。

生徒がいなくなったあと、私は1人で大量の丸付けを行います。

丸付けが終わったらプリントを仕分けて学習の様子をそれぞれ教員に報告し、次の日のプリントを用意します。終わり次第そこから次のアルバイトへ向かいます。

週5日でこのアルバイトをしています。


この仕事についた経緯と収入

私は、2021年2月25日に正社員内定を取り消されました。

2020年からフリーターだった私は、2021年4月入社に向けてアルバイトも3月末に辞めることになっていました。

3月にアルバイト先であった美術館や公文に継続して雇ってもらえないか交渉をしましたが、もう後任が見つかっていたため断られました。


2019年に教員をしていたこともあり、講師として働けないかある学校に相談したとき現在働いている公文学習の仕事を紹介されました。


去年までは常勤の先生がこの公文学習を担当していたらしのですが丸つけが多すぎて担任教科業務に支障をきたしていたとのことです。

収入についですが、長期休みなどで無収入の月もありますが普段は月大体8万円ぐらいの給料です。


この公文学習のアルバイトは来年以降デジタル化で紙の丸付け作業がなくなる可能性があり今年度いっぱいで契約は打ち切られると思います。早く転職先を見つけなければいけません

このアルバイトをしてみて

収入は不安定ですが私はこの仕事からいろいろと学ぶことはあるなと思います。


生徒たちは勉強が遅れている子は多いですがすごく人懐っこい子が多いなと感じます。

私は現在もですが人と話をしたり親しくなることが苦手です。そのため大人にも臆せず話しかけることができる彼らを(表には出しませんが)少し尊敬しています。


しかし、私が中学生の頃の価値観のままだったら教育困難校に通う生徒のことを見下していたと思います。

たしかになぜ無免許運転がダメなのか分からないなど倫理観が終わっている生徒を見かけたこともありますが、

生徒同士で休み時間にTikTokを撮ったり(授業中以外は携帯使用可)

中学校の頃は休みがちだったから高校は頑張りたいと意気込んでいる生徒がいたりと

しっかり学生生活を楽しんでいるのを見ると良いなと思います。

彼らを見ていると私の学生時代の思い出が蘇ってきます。

私は田舎出身ですがそこの田舎の中でも比較的裕福な世帯が多い団地に住んでました。

同級生に医者の子供がいても珍しくなく教育熱心な親ばかりで団地には学習塾が何個も立っており、私が通っていた中学校も県上位の学力でした。

中学校は悪い思い出はないのですが私の中の人生の価値や何が幸せなのかは固まってしまっていました。

偏差値至上主義、いい大学に行くのが偉い、賢ければもしくは努力をすれば幸せになれるのだと。

中学校の時の価値観からすれば教育困難校に通う彼らや今の私は幸せでないと思います。


しかし、何が幸せなのかは、もはやわかりません。

来週もこのアルバイトに行きます。



読んでくれてありがとうございました。

1億円欲しいです。