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【超ケーススタディ】収支の合わないカレー屋がやっていた意外な副業とは?

こんばんは、エルモです。

先日、ふと訪れたカレー屋のビジネスモデルが超面白かったので、本日は目からうろこの発見をご紹介。

本業と副業をうまく両立させる事例として、めちゃ勉強になりました。

カレー屋の概要はこんな感じです。

・場所は超好立地
・1000円台で提供
・収支が合わないクオリティでカレーを提供
・席数も少なく、客数の上限も小さい
・オープンは夜だけ

利益を出す方程式は「単価」×「客数」ー「原価(人件費込み)」。そこまで高くないカレーを少人数に提供するだけでは絶対に儲かりません。

私のビジネス愛読書である「金儲けのレシピ」にも、以下のように記されています。

商売を立ち上げるときにおいて、「やたらと初期投資の多いビジネス」は最悪である。

店舗ビジネスも代表的なそのビジネスの1つで、まず店舗ビジネスというのは固定がかかる割にアップサイドが小さい。

アップサイドが小さい理由としては、
①席数に上限がある
②決まった時間にしか客が来ないのでアイドルタイムが発生する
③回転速度に限界がある
の3つが挙げられる。

つまり、店舗ビジネスは「損をするときは大損するが、うまく行ったときもボロ儲けにはならない」という非対称剛造を持っていることになる。

金儲けのレシピ

ちなみに、肝心のカレーのお味は素晴らしく、何度でもリピートしたくなるほどです。

では、一体、このカレー屋はどうやって儲けているのでしょうか?

言われてみれば、「なるほど〜」となるのですが、目の付け所が斬新すぎて私は膝を打ちましたね(笑)

オフライン事業なので誰もがすぐに真似できるモノではないかもしれません。しかし、「自分が好きな事業」と「稼ぐ事業」を両立させる視点を持つきっかけになればと思います。

私が察するに、このカレー屋のオーナーは、大のカレー好き。こだわりのカレーを儲からなくてもいいからお客様に出したい、その代わり、他のビジネスでしっかり稼ぐ、というマインドで商売をやっているのかと。

では、そのカラクリを紹介していきます。
(※ぜひ一度お店に行って欲しいので、お店の名前と場所も載せておきます)

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