『ファンタステック・ビーストとダンブルドアの秘密』映画感想文
公開中の『ファンタステック・ビーストとダンブルドアの秘密』を鑑賞してきました。
本作はパート3で、全5部作の予定なのでちょうど折り返し地点。ハリポタ・ファンタビともに劇場で全作品鑑賞してきているファンとしては、今回作はあまりよくなかった。
J.K.ローリングの世界観を思えば、脚本がまだ完成していないのに撮影してしまったのでは?とも思ってしまう。
そして敵側重要キャラクターのグリンデルバルト役のジョニーデップが降板したこともいただけなかった。代役のマッツ・ミケルセンさんは素敵な俳優さんだけど、今回代役を通してグリンデルバルトを観ると、敵としてのカリスマ性というか、アウトローを演じさせたら、やっぱりジョニーディップの右に出る人はいないわと思ってしまった。敵なりの正義が、マッツ・ミケルセンのグリンデルバルトには感じられなかった。
ファンタジーは、明らかにフィクションとわかるところ以外は、観客に限りなくリアリティのある話にみせないと、ただの妄想話になってしまう。
グリンデルバルト・・・せめて大きさや髪色くらいはキャラクターに寄せられなかったのだろうか・・・。
とはいえ、主人公ニュートのグループの方はよかったし、魔法生物も可愛かった。ニフラーのピカピカ好きは、今回も窮地を救っていたし、助手のバンティはパート3でやっと助手らしくご活躍だったのも良かった。
パート3がイマイチでも次回作の伏線としてちゃんと機能していれば、それはそれでありだしね。でも、最近クリーデンス役のエズラ・ミラーが逮捕(すでに釈放)され、パート4にも影響がありそう。
これまでは、主役のニュートよりクリーデンスの人生にお話しの軸があり、パート3最後のシーンですでに消えてしまいそうだったクリーデンスが、パート4で全く登場せずに『あれっ?クリーデンスどうした?』みたいな展開だけはどうか避けて欲しいと願うばかりです。
期待値が高かったのでちょっとグチっぽくなってスミマセン💧
いつも読んでくださり
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