ツイッターのいいね欄で玉木代表暴走か?玉木クラスタの淵源を探ってみた #玉クラ
SNSというのはもう政治家の活動においては現代の最重要ツールと言っていいでしょう。
その中で玉木雄一郎代表はSNS活用に相当力を入れているようです。
実際、このような証言もあります。
『若者との双方向のやり取り』に重点を置いていましたが、それがエコーチェンバーになっていなければいいなと思ってしまいます。
玉木代表によるSNS戦略を総合的に見た場合、そのマーケティング手法は「自らのファンを増やす」「フォロワーやチャンネル登録者数を獲得する」ということにかなり時間と予算のリソースを割いていると考えられます。
これ自体は決して悪いことではないのですが、党代表としては「党勢を拡大する」ということにももっと注力しておくべきではなかったか、それによって党組織全体の中に不満感のようなものが出てきてしまったのではないかと考えます。
そしてもう一点。
この方向性が玉木代表を個人崇拝し、批判者に対して非常に横柄な態度で的外れな誹謗中傷を繰り返す「玉木クラスタ(玉クラ)」を生んでしまったのではないかと考察しています。
今回はそんな玉クラ成立の仮説から、玉クラを形作るために重要な役割を果たしてきたと考えられる玉木雄一郎代表本人の「いいね欄」に着目してみます。
SNSの使い方講座みたいな側面もあるので、おもしろコンテンツとしてご覧いただいてもよろしいかと思います!
SNSにおける「いいね!」の役割
まずは前提となる知識としてSNSにおけるいいね!の使い方や意味などを分析してみたいと思います。
▼SNSにおけるいいね!の用途▼
1. 賛同
2. 感謝
3. 文字通りの「いいね」
4. 後から読むべきものとしてのチェック
5. 批判に対する反省、同意
あらかた、このような感じでカテゴライズできると考えられます。
一般ユーザーであればそれ以外の使い方をすること(ひどいこと言ってるな…と思いながらいいね!を押す等)もあるでしょう。
厳密には「4」に含まれると言ってもいいかもしれません。
しかし、政治家、しかも党代表ともなれば細心の注意を払わねばなりません。
これが「4」の意味であっても賛同などの意味で捉えられるケースが多々あり、むしろ「いいね!された側」は同意されたと感じる可能性すらあるからです。
合流協議に条件をつけた要望書を提出したツイートにもいいねしていた玉木代表
有名人にいいね!された時、やったぜ!と思ったことはありませんか?
私は、あります。
RTでも嬉しいのですが、RTするとなると賛同の意味合いが強くなります。
そのため、有名人などはいいね!にとどめておくというケースもあるでしょう。しかしそれでも嬉しいものです。
例えば、応援している政治家にいいね!をされたら、嬉しくて舞い上がり、承認欲求を刺激されるSNSユーザーも決して少なくないと考えます。
玉木代表は積極的にいいね!しまくることによって、自身を応援するユーザーを増やし、支援者に「満足感」を与える手法を使っていると考察できます。
その「いいね!の傾向を分析する」ことでどんなユーザー層を取り込もうとしているのかということを考えるヒントになるのです。
玉木雄一郎代表はSNS活用に注力している。当然、このあたりも踏まえた戦略を展開しているはずだ。「いいね!欄を見てみると玉木氏のナルシスト度合いがわかる」「いいね!欄には玉クラを形成するヒントが隠されている」という情報を受けた取材班は、さらに奥地へ進むのだった…
玉木代表による自画自賛系のいいね
「玉木代表はナルシスト」
この真偽不明の都市伝説を追うため、チョコレートサイダー通信取材班は玉木雄一郎代表の「いいね欄」について探索することとなる…
まずは玉木代表のナルシストっぷりがビシバシと伝わってくるいいね!の数々を確認してみたいと思います。
正直、私が公人なら恥ずかしくて絶対いいね!できない称賛系ツイートへの「いいね爆撃」です。量が多いのでご注意ください。
立民にむざむざ埋没させるのは惜しい
カッコいい大人見た
2012年の大逆風の選挙の中でも、当選1回の身でありながら、勝ち上がったのが凄過ぎる(池戸万作)
最高にかっこいいです
天晴れ、玉木雄一郎(長島昭久)
新国民民主はマジでテンション上がる
久々に政治でテンションあがってる
このように、合流・解党騒動の渦中であり、数多くの地方組織から「待った」がかかっているというシリアスな場面にも関わらず、称賛の声をいいね!しまくっています(大量にあるうちのほんの一部です)
まるで自画自賛。
見ているこっちが恥ずかしくなります。
そして次はちょっと観点を変えた称賛ツイートをご紹介。
「漢」と褒め称えるツイートにいいね
玉木代表、漢です
これで支援しないと漢やない
玉木代表が漢だ
漢を見せてくれた
私はこういう漢を通す議員は好きだ
それでこそ漢や
玉木代表、あなた漢ですね
なんなんでしょうか。
男性は筋を通し、女性は筋を通さない、信念を曲げないのが男性、いざとなったら逃げるのは女性と言った価値観に根ざした称賛ツイートの数々です。
いや、
人を称賛するために
いちいち女性の人間性貶めてんじゃねーよ。
って話です。
一般人が勝手に玉木代表に「あんたは漢や」とか言ってはしゃいでいる分には「アホの中学生みたいですね」で済みますが、国政政党の代表ともあろう者が男女格差の是正が全く進んでいるとは言えない日本でこんな言説にいいね!しまくっているという事実は最悪でしかありません。
今時、こんなことを言ったら一般社会ではセクハラ扱いです。
フェミニズム少しは学んだらどうですか?という感じですね。
さらに、全部アベのせいだBotというユーザーは有名な大型ネトウヨアカウントで、文面に「養殖パヨク」「養パヨ」と書いています。
極めつけはこちら。
玉木代表まじで漢やな
今までタマキンとか言うてすまんかった
ふっくらとした立派なキンタマついてたわ
玉木さん…
睾丸の立派さと
政治家としての資質は関係なかとです…
ヒロシです…
このように、ごくごくありふれた前時代的なセクシズムやミソジニーを内包した支援者、そして無頓着に軒並みいいね!してしまう玉木代表のセンスは記憶にとどめておいたほうが良いでしょう。
恥ずかしい上に、しょうもない。
ネトウヨとセクシズムは親和性が高いので推して知るべし、です。
国会議員のくせにこういうこと言う人もいますけどね(安定の音喜多さん)
漢、漢、漢…玉木代表のいいね欄には甚だしい数の漢が蠢いていたのである!取材班は身の危険を感じつつ、さらに奥へと進んだ…
玉木代表、俺様だったのか
まだまだありますのでもうしばらくお付き合いください。
続いては「何様?え?俺様?」と言いたくなるいいね!です。
玉木さんの事を名指しでごちゃごちゃ何か言ってたんだけど、めっちゃムカつきました!
こういうツイートにいいね!するということは、犬笛として非常に効果的。
このユーザーは玉クラとしても暴言の目立つ人ですが、玉木代表本人からいいね!されたら元気百倍・勇気りんりんでしょう。
正義感にかられて「玉木さんを貶める奴は成敗!ここでやらなきゃ漢がすたる!」という感情が湧いてきてもおかしくありません。
これで枝野・立憲民主党が選挙にボロ負けしたらどーなるんですかね、楽しみだわ
仮にも国会内で同じ会派を組み、現在の仲間が次に合流する可能性の高い政党に対して(つまり考え方は違っても仲間では?)ボロ負けを期待するツイート。
いいね!されたこのユーザーは色んな所で同じようなツイートを吹聴しそうです。
国民民主の周りの議員が足引っ張って政党支持も上がらない現状
出ました。
このツイートは私が分析してきた「玉クラ」の特徴そのものです。
自分が守るべき対象である党所属の議員を貶められているツイートにいいね!する神経、図太すぎ。
ていうか、支持率上がってないのを人のせいにするのか…
玉木さんのような真の保守で中立的な考え方の人にふさわしい居場所が無い
玉木さんの意思で動く大きな保守野党、中道野党がないから日本の政治は駄目
もう、どういう顔していいね!しているのかわかりません。
玉木さんの意思で動く…って、それもはやファシズムです。
足立さんは玉木さんになんか恨みでもあんの?
足立さんとはおそらく維新の会の足立康史議員のことでしょう。
たしかにツイッター上で足立議員は他の政治家を批判する場面があり、正直支離滅裂なことを言うこともありますが、わざわざこのツイートにいいね!を本人がするということは「敵対者を攻撃せよ」という強烈なメッセージになります。
野党で唯一、国会議員として行動している
ああそうですか面白い考えをお持ちですね。
玉木さんの認知度をもっと上げていかないといけない
玉木さんの一般認知度を上げる
国民民主党の支持率上がる
選挙で勝てる
これしかないと思う
はい、今この記事をご覧いただいているみなさまには絶賛認知度爆上がりしていると思います(もちろん悪い意味で)
このツイートが味わい深いのは「玉木クラスタは玉木代表の個人崇拝者(ファン)」と私が言い続けていることを当の玉クラも、そして玉木代表自身も自覚しているフシがあるということです。
いや、ワンマンプレーじゃなく
他の議員と協力するのが民主主義や
このように、ここ数ヶ月だけでも、とんでもないほど強烈なエゴイズム丸出しの波動を自身の賛同者に送り続けていたことがわかります。
こういった戦略を何年にもわたりずーっとやってきていたのだとしたら、さすがに「素行の悪い個人崇拝者の集団」ができあがってもおかしくありません。
たとえば、嵐の二宮さんが「TOKIOなんかクソ」「EXILEダサい」と言っている投稿にいいね!しまくっていたらどうなるでしょう。
これがSNS戦略に力を入れている玉木さんのやり方なのでしょうか。
最後におまけです。
これはもうあえてノーコメントで。
所属議員全員が玉木さんについて行く大きな政党が我が国には必要だなと感じます。単独で政権交代も狙える規模を持った玉木党が。
人間として マジで心配 玉木さん
まだまだ続きます。
すでに私も胸焼けしてきましたが、お腹いっぱいになるの早いですよ!
続いては「人としてどうなのか」という案件です。
取材班はさらに奥地へと進みます。
玉木さんを嫌う人は多分あんまり居ない
玉ちゃんのこと嫌いな人なんておらんよ
ごめんなさい。
今この記事のせいで玉木さんを嫌う人が増殖していますよね。
ほんとにごめんなさい。
頭が良いのに会話のレベルを落としてくれる方でした!
本当に頭にいい人ってこんな感じなんかな(ママ)
「会話のレベルを落とす」とか自分でいいね!した時点ですごい嫌味ですよ。嫌いになってしまいそうです。
既に大平総理を人間的に越えてます
玉木さんって、大平総理のことそんな風に捉えていたんですかーへー
透けて見えるヤバイ考え
さあ、ラストスパートです。
最後はちょっとジャンル分けが難しいものの、それでええのんかい?と言いたくなるツイートを集めてみました。
今一番大切な対立軸は右vs左でなく
緊縮 VS 反緊縮
古い自民民主維新 VS 安藤/西田/玉木/山本etc.
経済学者の藤井さんが勝手にこうやって主張するのは自由ですが、玉木さんがいいね!してしまうほどの意見ならさっさとそういう人たちと組んで「新党反緊縮」を作ればいいんです。だって政策が一致してないと一緒にやれないんでしょ?はい論破(私の考え方はこちら)
大和魂を感じました
節子、それ大和魂関係あらへん!!
「漢を見た」の改変版ですね。
もう一歩維新も取り込んで自民と憲法改正を引き換えに自身の政策を通したら玉木党首は歴史に残る
えええええええ!!!!!
「維新を取り込む」もビックリですが、自民党の憲法改正案と引き換えに政策を通す??
もしかして玉木さんったら自民党憲法改正草案をご存知ないのでしょうか?
玉木さんには「#ヤバすぎる緊急事態条項」というハッシュタグでのツイッター検索と、肉球新党さんのアカウントをフォローされることをまずはおすすめしたいです。
防衛予算もきちんと上げて、核武装の議論もする
私は「議論することも許さないのか!ファシスト!」という論法が大嫌いです。
核武装をするかどうかなど議論に値しないから議論しないのです。
すでに先人が議論するまでもないレベルで犠牲をもって証明し、議論され尽くされていることを議論せよと言い募る輩は信用できません。
「核なき世界」の実現を誓います
こんなツイートにいいね!していたら「核なき世界」がまた一歩遠退きそうだと思わないのでしょうか。
さいごに 個人崇拝者培養効果
いかがでしたでしょうか?
このように、玉木代表は
▼自身の称賛者
▼敵対する勢力を攻撃する者
▼玉クラとして活動している者
これらを頻繁にいいね!しており、それによって自覚/無自覚はわかりませんが、先鋭化し極端な言説を撒き散らす親衛隊のような集団を培養しているということがわかります。
いいね!の作業にはエゴサーチなども含まれ、また相当の工数がかけられているため、明らかに「仕事の一環」であると言えるでしょう。
つまり、玉クラとは、地道なSNS戦略によって時間をかけて作られた勢力であったと推測できると考えます。
当初私は「玉木代表を評価はするが玉クラは駄目だ」と主張していましたが、本質的な部分で玉木代表自身が玉クラを持ち上げ、DMのやりとりを行い(下記画像参照)自身への批判者を攻撃するよう仕向けてしまっていると言っても差し支えないと考えています。
玉木代表にDMを送ると宣言する玉クラ
(そこにもいいねをする玉木代表)
そのふるまいは「政党の代表からいいね!をもらえる」という勲章として機能し、承認欲求をもてあました政治関連ユーザーの自尊心をくすぐります。
玉木代表自身からはいいね!をもらい、身内で称賛される…
このような快楽に飲み込まれた人たちが論理破綻、デマ、差別的発言、誹謗中傷、過剰な礼賛を行うことは想像に難くありません。
立花孝志にもやっぱりいいねしていた
もしかすると玉木代表自身はそこまで考えずいいね連発している可能性もなくはないですが、そうだとしたら事態はより深刻です。
SNSを使う者ならまず知っておくべき、前述の「いいねの意味」を知らず使っているということであれば(スタッフの操作だったとしても)公党の党首としてはガバナンスガバガバだと断じざるを得ません。
その結果が、この記事のようなメンツから大絶賛される事象となって現れているのです。
これまで数ヶ月間リサーチしてきた玉クラの横暴は、玉木代表自身の責任も少なからずある、ということはご理解いただけたでしょうか。
なるほど…DMするほどの仲ですからね…
▼おまけのいいね▼
玉木代表のいいね欄には、称賛の嵐、身内への攻撃を含む罵倒、親しい人の誕生日ツイート、漢漢漢漢漢、核武装論などがギッシリ詰まっていた…それが意味することがなんなのか明確な結論は本人にしかわからないであろう。さらに過去に遡ることは困難であると判断し、取材班はここで取材を一端終えることとなった。謎は深まるばかりである(完)
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