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【京都レトロ喫茶めぐり31】前田珈琲

京都には「老舗3大コーヒー」と呼ばれるお店があります。それが、イノダコーヒ・小川珈琲・前田珈琲です。伝統のイノダ、革新の小川、庶民の前田とも評されています。

『前田珈琲』は、1971年(昭和46年)創業。京都の中心部・烏丸にある本店をはじめ、京都芸術センターや京都文化博物館、二条城内、高台寺など、現在京都市内に14店舗、中国にも3店舗を構えています。

2023年には、重要文化財にも指定されている京都府庁旧本館に『salon de 1904』がオープンし、話題を集めています。

創業者は、現在の社長で2代目となる前田剛氏の父親である前田隆弘氏。 イノダコーヒの初代社長・猪田七郎氏のもとで学び独立、四条高辻に最初のお店を妻の恵美子さんと営業していました。

本店は京都の中心部・烏丸にあり、朝は近所の常連のお客様、ランチタイムはビジネスマンで賑わっています。コーヒーはこだわりの自家焙煎、フード類も菓子もすべて手作りです。

「コーヒーを通じて全ての人に感動と喜びと幸せを」という理念のもと、豆・焙煎・挽き・抽出、珈琲に関わる全行程へのこだわりをもって、最高のコーヒーを提供されています。


前田珈琲 室町本店

本店は呉服屋を改装したクラッシックなつくりです。

私は、モーニングに行きました。

いただいたのは、「スペシャルモーニング」1250円
進々堂のイギリスパンにオムレツ、ベーコン、サラダ、ドリンクつきです。

キャベツたっぷり。ポテトサラダとトマトが添えられていて、オリジナルドレッシングが2種類。王道のモーニングだと思います!

前田珈琲 室町本店
京都市中京区蛸薬師通烏丸西入る橋弁慶町236
電話:075-255-2588
営業時間:7:00〜18:00(モーニングは11:00まで)
定休日:無休
アクセス:市営地下鉄烏丸線 四条駅より徒歩5分https://www.maedacoffee.com/shopinfo/honten/

salon de 1904

「京都府庁旧本館」は、1904(明治37)年から67年間使われていて、創建時の姿をとどめる現役の官公庁建築としては、日本でもっとも古いものです。

かつて人事委員会室だったという2部屋が喫茶室となっています。白壁と茶色の腰板、真紅のじゅうたんはそのまま活かし、府庁時代に使用されていた紋様入りのチェアやソファを配置しているのだそうです。

金曜日のお昼過ぎに行ったのですが、店内は満席で、ウェイティングボードに名前を書いて、待合室で30分ほど待ちました。

8時からはモーニング、11時からはランチセットがあります。私はランチのハーフのふわふわタマゴサンドと龍之介ブレンドをいただきました。

salon de 1904
京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町 京都府庁旧本館内
電話:075-414-1444
営業時間:8:00~17:00
定休日:土・日曜日、祝日
アクセス:地下鉄烏丸線「丸太町駅」より徒歩約10分
https://www.maedacoffee.com/shopinfo/fucho/


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