【フランスおいしい旅ガイド】ラングドック=ルシヨンの郷土料理
<ラングドック>この地方は、料理文化圏としては大きく2つに分けられる。1つは内陸部の料理である。セヴェンヌ山地を含む山岳地帯や丘陵地帯が中心となり、ガチョウの加工品や羊肉、エスカルゴ、猟鳥獣などを、ガチョウ脂やラードで料理したものが多い。2つめはローヌ河口からピレネー山脈にかけての海岸地帯で、魚介類が中心となる。同じく地中海産の魚介類の多い隣のプロヴァンス地方と、互いの料理法が入り混じっていることや、オリーヴ油を用いることに、極めて地中海的な一面がうかがえる。
豆料理○カス