発する言葉を選ぶ人、選ばない人
今日は、かなり前からモヤモヤしていることを書きます。
私は「発する言葉を選ぶ人」である。私の言葉で聞いている人を嫌な思いにさせないか、みんながもう知っていて言わなくてもわかってることではないか、話している人が欲している種類の反応か、などから、言うべきかどうか考えて、時間がかかることがある。考えている間に話題が変わってしまうと、結局話さずじまいになることもある。それがストレスになっていた時期もあるが、今はそうでもない。言えなかったな、言わなくてもいいことなのかもな、ぐらい。
こんな私からすると、不思議な友人が(何故か何人も)いる。(年齢的なものもあるように思う)
(あくまでも私の推測だが、)彼らは誰かの話を聞いて、その時頭に浮かんだことをすぐ口に出すのだ。それが、聞いた話への反応ならまだいいのだが、多くは「同じテーマの自分の(または自分が知っている)話」なのだ。そして自分の話が会話の中心になるように仕掛ける。「最初の誰か」の話は、立ち消えになり、尊重されない。「最初の誰か」はもちろん、「最初の誰か」の話の続きを聞きたかって人には、これは本当にストレスになる。
ある時、そんな友人Aが、Bの話の途中に割り込んで話し始めた。Cが「ちょっと待て、今はBが話している」と止めたのに対し、Aは「今言わないと話題が変わってしまう」と言ったそうだ。(私はその場にいなかったので、正確ではないかも)
これを聞いて(変な例えだが)「便がたまったらトイレへ行って出すように、頭の中に浮かんだ言葉を"すぐ"口に出さずにはおれない」人がいるのだと思った。その言葉が聞いている人にどういう影響を及ぼすかとか考えないのね…(そういう人の言葉によく傷ついている私…)
Aが仕事中でもそんな感じなのかどうかはわからない。気のおけない仲間だから何でも言えるといえばそうだけど…親しき仲にも礼儀あり、とも言う。
とモヤモヤし始めてから、そういう人とは距離を置くようになったので、ストレスは減った。
そして友達も減った。
自分の時間は快適に過ごせるように、自分でしなきゃね…
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