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質素+贅沢=滑稽

チヂミをよく作ります。
昨日のお昼にも登場しました。

何が入っている?

あるもので、さっと作れて、
具もあまり選ばない。
何を入れても、ちゃんと
"チヂミ"になってくれる。

タレも、ポン酢とラー油という手抜き。

韓国の方にはこれはチヂミじゃないと
お叱りを受けそうだが。


お好み焼きよりも手軽で、
カロリーも控えめかと。

特に!!

家庭菜園で普段なら捨ててしまう部分に
スポットライトが当たるのです。

朝収穫のニンジンの  "葉"
ヤングコーンの   "ヒゲ"

これをたっぷりと入れます。

たまたま在宅ワークで家にいたオットは、
いつも変なものに付き合わされるのです。

「これ、何が入ってるか分かる?」

食べ始めたオットに問う。
オットにとって、
もう、ちょっとしたホラー。

当然、具材をひとつも当てられない。

ニンジンの葉、コーンのヒゲ、タケノコ、ニラ

教えてあげても、全然ピンと来てなくて
可笑しくなる。


ニンジンの葉には、ニンジン自体より
栄養があるし、
ヤングコーンのヒゲも、
漢方に使われるほど栄養がある。

両方とも、天ぷらも美味。


食べれるか、食べれないか。
食べたことあるか、ないか。
美味しいか、不味いか。

家庭菜園をしていなければ、
出会わなかった食べ方や、食材たち。

捨てているものには、
本当に栄養が詰まっているのだと実感する。


この、質素なチヂミの原価は、
限りなくゼロに近い。

でも、世にも珍しい(?)贅沢品でもある。
誰もが食せる訳ではないのだ。

しかも、とんでもなく栄養もある。

そういうウンチクを全く理解しない状態で
何か分からないものを食べさせられている
オットを見ていると、
本当に滑稽で、笑える。


完食してくれるという事は、
一応、私のことは信用してくれてはいる。

こんなもん、食えない!

とか言うタイプじゃなくて良かった。
激狭なところで、結婚して良かったと思う。

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