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温め直しを本気でやる人になろう


家で美味しいものを食べてる人は、
必ずしも料理ができたり、
高級なものを買ってる訳じゃない。

そいつが一番美味しい状態を
想像できて、
再現する気力があるか。

これに尽きると思うんです。


オットが買ってきたたい焼き。

焼きたてを買ってすぐ食べれば、
皮パリで美味しいけど、
完全に冷めてしまった。
皮も、しなしな。

美味しいものは、
冷めても美味しいなんて、幻想です。

お店で受け取った時のポテンシャルを
目指して、リベイクする。

たい焼き一匹だって、本気を出す。

たい焼き全体を霧吹きで軽く濡らす。

トースターの低めの温度で焼く。
焦げないように見守る。

(冷蔵、冷凍だった場合は、あらかじめ
 常温くらいまでレンジで温めてから
  トースターで焼く)

なんなら、お店の焼きたてより美味い。


少し前に作ったカヌレ。

冷やしても美味しいらしいが、
私は断然!外カリッと中モチッと派

たい焼きの要領でリベイク。
厚みがあるから、
最初はアルミで覆ってから3〜4分焼き、
最後にアルミを外して表面を1〜2分焼く。

糖分、油脂が多いお菓子は
焦げやすいので、アルミを上手く使う。

そして、この場合、焼きたてすぐより、
少し冷めると、表面がカリッとする。

たった一個でも、ちゃんと。

これは、メロンパンやクロワッサン、スコーン
などでも使える。

クッキーを家で焼いた事ある人は、
知ってるかもしれないけど、

クッキーって、
焼きたてすぐは生焼けみたいに柔らかい。

でも、冷めるとちゃんと硬くなる。
これと同じ原理。

カリカリ、パリパリ、ザクザクを目指すなら、
焼いてから、少し冷ますと良いです。

パン屋さんのパンは当たり前。
袋入りのパンだって、
ちょっとリベイクしたら、
ヤバいくらい美味しくなる。

買ってきた焼き鳥とか唐揚げだって、
レンジでチンの後、少し焼きが入ると
香ばしさが加わって段違いに美味しい。

同じ値段なのに、
価値が上がる。

一度そのポテンシャルを知ったら、
何もせずに、そのまま食べるなんて、
罪深いことは、きっと出来なくなる。

何かを買って食べるたび、

"旨っ"

っと言ってしまう。


子どもたちに、
作ったパンを送ることがあるけど、
息子は時々、「めちゃ美味い」と、
メッセージをくれる。
きっちりリベイクしているぽい。

レンジでチン
冷めたまま
最大限美味しくして

同じものをどう食べるのか?

それはもう、人生そのものだし、
哲学かも。

パン製造メーカーがパンのパッケージ上で、パンをリベイクしようと謳ってキャンペーンをしていますが、リベイクは和製英造語です。これは確信犯と思われるのであえて和製の英造語と呼びます。bake は焼くことで形が作られることを指すので、調理済みの食べ物をを温め直したり、再加熱するなら reheat です。またはそれらに焦げ目を付けるなら toast です。

hatenablog
英語のアンテナさん より


温め直しについては、
ネットで調べれば、ありとあらゆる情報が
見つかるので、それぞれに合った方法を
探してみて下さいませ。

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