3.衝撃の事実

部活でのイベントが終わった後、私は買わなければいけない物があったため真っ直ぐ家には帰らなかった。
A先輩は部活の同期でご飯行くから、と、私の買い物に着いてきた。同じ部活内の女の先輩と一緒に。
目的のものを買い終えた時、A先輩は
"お前もご飯くる?"
先輩2人が後1人の男の先輩を待っている時に言われた言葉。
先輩3人の中に後輩の私が入っていいものかと思ったがその言葉に甘えて混ぜてもらったのだ。
しかしこの飲みで衝撃の事実を知ることとなる。
男の先輩がA先輩に
"お前なかなかやってるよなー。"
私の頭の中は、???だらけ。
内容は以下の2つ
*3ヶ月前から彼女がいること
*にも関わらず成人式で地元の女とヤったこと
さすがにその場では
"やばいですね、やってますねー笑笑"
みたいな感じで乗り切ったが内心
彼女がいることのショックと遊んでいることの驚きでいっぱいだった。
ただそのこと以外は普通に楽しい飲みで、男の先輩はみんなより少しだけ終電が早いため先に出たのだが
残った3人は見事に終電を逃す。
一旦某ファミレスでドリンクバーだけ頼んで寝ていた。
が、私の心の中はそれどころではない。
A先輩とのことを唯一話している親友ちゃんにトイレ行くふりをして電話をかけた。
"A先輩に彼女がいる"
話しながら泣いていた。もうこの時にはA先輩のことが好きになっていたのだ。
一旦某ファミレスに避難したものの3時閉店だったため場所を変えてカラオケへ。
そこでもみんな寝ていたが私は寝れず携帯をいじっていた。
するとA先輩は私の太ももを枕にして私の手を握って寝始めた。
いやいや!すぐそこで女の先輩寝てるけど!見られたらヤバいけど!
なんで思いながら、でもどこかで嬉しかったり、寝ぼけてるのかなと自分の感情押し殺したり。
ただその手を払うことはできなかった。
女の先輩は始発で帰ったが私たちは部屋の時間いっぱいまでいた。
その二人きりの時間、近づいてるA先輩の顔。拒否せずに受け入れる私。
彼女いるんじゃないの、そう思いながらも。

今回は少し長かったですかね。この日は色んなことがありました。
まだまだ続きます。私の弱さとA先輩のクズさをお楽しみに。

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