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美味しくて美味しすぎたお話(ウッドベリーズ「シンチェリータ10thアニバーサリーパフェ)

美味しい話をしましょう。

阿佐ヶ谷のジェラート屋さん「シンチェリータ」が10thを迎えました。
これをお祝いして、吉祥寺で愛され21年のフローズンヨーグルト専門店「ウッドベリーズ」のマルシェ店がパフェを作りました。

他のお店の記念に、限定パフェを作ることでお祝いするなんて、とても素敵な試み!

それがこちら。
「シンチェリータ10th アニバーサリーパフェ」画像1

このパフェ、名前だけお祝い用にしているわけではなく、
その構成にしっかりと意味、想いが込められているのです。

シンチェリータさんがウッドベリーズ「開運フローズンヨーグルト」をイメージして作ってくれた「7味ミックスジェラート」(何が入っているでしょう?)をウッドベリーズの7種類の果物たちが下から「おめでとう!!」と胴上げしてお祝いしているイメージで作りました。
ほんのり紅色の丸いシンチェリータのジェラートがどことなくシンチェリータ10周年マークのダルマと重なります。

「開運フローズンヨーグルト」はウッドベリーズがお正月に行っている企画商品です。
7種類の味がミックスされた生フローズンヨーグルトを食べ、リンゴだったりライチだったり…何のフレーバーが入っていたか、いくつ当てられるかな?という、なかなか面白い企画。
ウッドベリーズのファンは、「今年こそパーフェクトを!」と意気込みます。

そんな開運フローズンヨーグルトをイメージしたシンチェリータジェラートをウッドベリーズが胴上げしている、という構成
それを頭に入れもう一度よくパフェを見てみると、
なるほど、フルーツたちから「おめでとう!」という声が聞こえる(気がする)。

さて、そんな素敵パフェをいざ実食――
結論から申し上げますと、

あまりの美味しさに感動した!!!
震えた!!!!

どういう構成か、どんな物語がイメージできるのか。
普段スイーツをいただく時にはそんなことを頭の中で思い描きながら食べるのですが。
そんな理性がぶっ飛ぶくらい、ただひたすらに美味しかったのでございますよ。


シンチェリータジェラートはガツンとフルーツの酸味が強くあるのですが、ヨーグルトムースがそれを包み込んで優しい味わいに。
生クリームが添えられていることで、皆大好きな安心する味わいになります。

そして下の層と完全に分けるバターワッフル(斜めに入れるところがまたお洒落です。このおかげで、下のフルーツが潰れることも全くありません)。
このバターワッフルがまた絶品なのです。
「なんでアイス乗ってるのにふやけない!?」というくらいサクッサク。バターの香りが優しく広がります。
砕いて下の層と一緒に――なんて考える間もなく食べきってしまいました。

でもそれが正解だったのかも。
7種類のフルーツは、、
いちご/せとか/ライチ/バナナ/りんご/ぶどう/カシス

フルーツはまあ大抵美味しいのですが、
「えっ何これ!?どんな魔法かけてる?」
と思うくらい一粒ひとつぶ宝石のようなキラキラとした極上の味。
噛むと、水風船が口の中で弾けたのかと思うくらいフルーティーな水分が口いっぱいに広がります。

フローズンヨーグルトってまあフルーツは専門に扱うにしても、フルーツパーラーよりはフルーツの面で劣るのかなと、なんとなく思っていたのですが、とんでもない!
全身の細胞が「美味しい!美味しいよ!!」と叫び出すのを感じました。

そして
レモンピール/ホエイゼリー/クリームチーズ/フローズンヨーグルト/ハニークリーム/グラノーラ
と続きます。

最終章は色も似ていて境界がよく分からない。
分からないのに、色んな味が飛び出す。
しかも滅茶苦茶美味しい。最高最強に美味しい。


ウッドベリーズの生フローズンヨーグルトはもともと好きだったのですが、パフェは今回初めて食べました。
パフェは様々な種類はあれど通年メニューですが、今回が特別に美味しすぎたのか、平常運転でもここまでの美味しさを誇ってしまうのか……
今度また食べに行きたいと思います。


美味しすぎて美味しすぎるパフェをありがとう。
シンチェリータさん10周年おめでとう、いずれまた阿佐ヶ谷のお店にもお邪魔したいです。
ごちそうさまでした。

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