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何もしない、何もしなくていい

仕事一筋…というわけではないけれど
仕事が絡むと自分でも自覚するくらい
性格が変わる

いつも仕事のことを気にかけ
たいていは失敗したこと
不備はなかったか心配すること

どうしても体調が無理な時以外は
仕事を休むということができなかった
少し無理をする
かなり無理をする

そんな私に休むことを覚えさせられたのは
膠原病を発症しそうになった時
検査の数値的には、まだまだ低くても
これを無理すると発症してしまうよと
当時診ていただいてたお医者さんに言われた
それでも無理をしようとする私に
一緒に働いてる人が
『今は休むことを覚えなさい』
と言ってくれた

そこで休むということを覚えた
だけど…
何かしていないといけない気がして
何もしていない私は、だめな私のような気がして
どんどんと自分を追い込んでいった

結局、線維筋痛症になって
精神的にも、身体的にも
仕事に行けなくなって
仕事を辞めると決断して

やりたいことをすると決めた
いつかを今に変えることに決めた

それでも
体調がすぐれない時は動けなくて
やりたいことをするだけなのに
それができない自分が、怠けてるようにも感じた

そんな私に
たくさんの言葉をくださる人がいて
『何もできてないことはなくて
 こんなこともあんなこともしてるよ』
『動く日と休む日を決めてはどう?
 休む日は徹底的に休む』
と言ってくれて
気持ちが楽になった

そういえば
仕事してる時も
『会社を出たら仕事のことは考えないこと
 お茶したり、好きなことをしなさい』
って言われたこともあったなぁ
と思い出す

休むと決めた時は
何もしない
何もしなくていい 

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