小説版三題噺とメモ

初めてここに小説以外のものをあげるが、これは自分用のメモの様なものだ。
三題噺というのは客が出した3つの題を即座に一席の落語にまとめて演じること、またその話のことである。(三省堂 スーパー大辞林3.0より)
これを小説でやってみようと話になり、やってみた。
ルールはランダムで3つの単語を選び(私は辞書を目を瞑って開き、初めに目に入った単語にした)、その3つの単語を小説のどこかに入れる、とした。
そしてその3つの単語が何かを知人に当ててもらうクイズにしていたので、記事に3つの単語を書いていないため私が忘れそうなのでここにメモしておくことにした。

ではまずは
「何かが起こるわけではないけれど。」
これを書いた時のお題は以下の3つ。
①手料理
②古墳
③西日
この小説のテーマは青春の日常。
今思い返すと中高生の時は無条件にキラキラしていたように思うけれど、実際は毎日同じことの繰り返しで、たまにある体育祭や文化祭の青春感の強さが勝っているのかなと思った。だから何かが起こるわけではない青春時代の日常をテーマにした。
というか古墳を登場させるシチュエーションが学校しか思いつかなかった。


「チョコレートコスモス」
これを書いた時のお題は以下の3つ。
①喉
②上履き
③金色
上履きが来たらやはり舞台は学校になった。
この小説のテーマは失恋の乗り越え方。
チョコレートコスモスという花が好きで、この花を出したかったが故に、季節外れになってしまった。
中高生の頃って恋愛に関する噂が回るスピードが速くて、誰かに恋愛相談なんてしたら次の日にはクラスのみんなが自分の好きな人を知っているような状態だった。(私の学校だけ?)だからこの頃の恋愛って誰にも言わずにひとりでするものという印象があったため、茉穂のセリフは全てカットした。
そして「何かが起こるわけではないけれど。」でも出てきた市川先生にはこちらにも登場してもらった。社会科の先生で、教室の環境美化に厳しいテニス部顧問。何気に1番キャラ出来ている(笑)

こんな感じでしたとさー。

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